消費税の申告、2割特例者は簡単です・・・

個人事業主の方で、2023年10月1日以降、免税事業者からインボイス発行事業者となった方が多いと思います。　・・・初めての消費税の申告を前に、不安に思っている方もいるかと思いますが、、、

2割特例の対象者なら、とても簡単に申告できます！

国税庁が「2割特例者用の特設ページ」を用意していますので、そちらの説明を読みつつ、申告書作成サイトの設問に沿って入力すると、PDF版の申告書が作成できてしまうのです^^

国税庁「２割特例特設ページ（個人事業者向け）」（←クリックすると別のタブが開きます）

対象になるかどうか、大きくは、① 2023年12月末日までにインボイス発行事業者の登録が完了している、② 基準期間の課税売上高が 1000万円以下・・・に合致しているか。（詳しくは、上記 特設ページのフローチャート参照）

2割特例による納税額の目安は、売上･収入 ×（10÷110）× 20％ で概算が出せます（←税率10％の場合／正確な計算は作成サイトで）。

・・・令和5年度分の申告は 10～12月分が対象になるので、例えば、この期間の売上･収入が 200万円（税率10％）とすると、200万 ×（10÷110）× 20％＝ 3万6千円と計算できます。

事前に税率別の売上が用意できていれば、20～30分で申告書の PDF化までできるので（←こうした作業に慣れている人なら 10分もあれば^^）、安心してやっていただければと思います。

・・・申告は、PDFを印刷して窓口提出しても良いし、スマートフォンで e-Tax申請も可能です。

注意点は、こうしたオンラインサイトを利用する場合、締切近くになると利用者が殺到して制限がかかる（重くなる）、サイトがダウンして使えなくなるなど、得てして思うように利用できなくなる可能性があるので、、、やはり、早めに（締切 1-2週前には）作成しておく方が良いですね^^;

ちなみに、消費税の納付は、申告後に納付書等が届くのではなく、申告書の税額を、期限内に自ら納める必要がある（コンビニ払い・振込等々）ので、申告だけでなく納付も忘れないようにしましょう。

続編はこちら（↓↓↓写真をクリックすると記事が開きます）