補助金助成金をもらうと、一般的な経理処理としては「雑収入」で計上、、、そして、決算書(損益計算書)には、主な営業活動によるもの以外の収益として「営業外収益」の項目に計上されることになります。

補助金をもらったことのない人は、この「もらった」を、ちょっとしたお小遣いのように非課税のものと捉えたり、株式の収益のように既に納税処理済みと捉えるなど、都合良く解釈して経理処理しない人が多かったりします

・・・この辺り、コロナ禍の助成金で結構多かったので(←確信犯や詐欺も)、事後の摘発が随分と多くなっていますね。

仮に、本当に忘れてしまったという方でも延滞税は追加で発生・・・数年前の未処理分だと多額の延滞税となりかねませんので、、、また、まだ 1-2年は訴求調査されると思いますので(←対象者があまりに多いため調査が追いついていない)、未処理の方は、今からでも できるだけ早くに修正申告されることをお勧めしています

ちなみに、私の支援途中に 未申告が発覚した場合、修正申告にすぐに動くなら、その辺りも絡めて支援継続しますが、、、修正申告しないことを表明する、口ではすると言って先延ばしにする場合は、その時点で支援終了としています。

経理処理について、解釈によって有利に処理できる等の場合は協力しますが、、、こうした解釈の余地がない、明らかな否認行為には一切の協力はしません。 まあ、税務署に通報することはしませんが、私は、そうした故意の脱税は反社会的勢力と同様とみなしていますので、今後の関わりは悪しからずご容赦くださいね。

コロナ禍の支援先で、やはりこうした事業者がいましたが、、、一者は過失を認めすぐ修正申告に動きましたので支援継続、二者は言い訳ばかりで動かなかったため支援終了としました。

基本的に、もらった補助金・助成金の額以上に納税することはなく、もらった=儲かったということになりますので、、、他者が納めた税金をもらっている(=ありがたく使わせていただいている)との認識も持ちながら、正しく経理処理していただければと思っています