「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」とは、アジア最大級の食品・飲料の展示会。 2月に開催された SMTS(スーパーマーケット・トレードショー) が国内中心なのに対して、FOODEXは、海外からの出展者が半数以上など、国際色豊かな「食」の大規模展示会です。
今年も、昨年に引き続き 東京ビッグサイトの開催。 昨年との比較でいうと、エリアが拡大して東棟(1~8)・西(1・2)棟の開催となったように、明らかにブースが増えていました。 また、昨年は、東京ビッグサイト初開催ということもあって初めて来場した方が多かったのか、海外エリアは明らかに来場が少なかったですが、今年は午前中から大混雑の大賑わいでした。
・・・そのせいか、試食はあっという間になくなり、14時頃には終了の雰囲気のブースも^^;
さて、本日の目的その1は、展示会の雰囲気を楽しみつつ、お気に入りの国の布バッグをゲットすること。 ただ、昨今のインフレが影響しているのか、バッグ類の配布はほとんどなく、ようやく手にしたのは EU(ヨーロッパ連合)とブラジル・・・EUは丈夫で使いやすい帆布で、ブラジルはカラフルな色合いが気に入っています♪
目的その2は、「フードテックの国内外の現状」に関するセミナーの受講・・・講師の大野泰敬(やすのり) 氏はフードテック分野研究の第一人者で、私は、何年か前の FOODEXのセミナーで聴いて以来 3回目、、、追っかけをしています^^
【フードテック】 フードテックとは、Food(食)と Technology(技術)の合成語。 最新テクノロジーを駆使することで、食に関するあらゆる社会課題の解決につなげていく最先端分野。
大野氏によると、日本のフードテックは、大豆ミート、昆虫食、培養肉 等が想起される程度、、、現状では、規模が小さい、黒字にならない、世界から投資がない、世界から認知もされていない、だからイノベーションが創出できない・・・とネガティブワードが躍る状況^^;
世界では、巨大なIT企業を中心に スケールも次元も違う取組が進んでおり、、、各国の取組事例を聴くと、日本は本当に何周も遅れているんだ、と実感できます^^;;
それでは、なぜ日本がそこまで遅れてしまったのか、、、政府がフードテックを積極推進すれば、既得権益者(農水関連)が不利益を被るため、そうした人たちから票をもらっている政治家が、フードテックを本気で推進することはありえない、、、大野氏はそんなこと言いませんでしたが、そういうことなのだろうな、と諦めにも似た気持ちになるのでした^^;;
・・・おそらく、もうじき、高齢化・廃業等で農水関連産業が維持できず、本当に困った状態になってから、ようやくフードテックを推進するためのスタートラインに立てるのでしょうかねぇ。。。
2日目以降は、出展ブースを中心に回ってこようと思っています^^
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