先日、仕事の時に着るコートをクリーニングに出しました。 私が行くクリーニング店では、アイテム別 × 3段階のグレードで料金設定されていますが、昨今の原燃料費高騰でクリーニング料金が相当上がっていることもあり、迷わず 「一番下で」 とお願いすると、、、

私が信頼するいつものベテラン店員さんが、品質表示や汚れ状態を確認しながら、「えっ!上のグレードにしなくて良いんですか!?」 と驚きの声を挙げました

・・・「いえいえ、随分古いし、高いものではないので」 と答えると、「えー、結構良いものだし、綺麗に使っているようですけど、下ので良いんですか?」

・・・それに対して、「おそらく、14-15年前に買ったもので、5年くらい前までは 2番目のグレードにしていたけど、古くなったので下ので良いですよ」 と、一番下のグレードでお願いしたのでした。

実はこのコート、値段は 1万円と安いのですが 「安物」 ということではなく、、、14-15年前、伊勢丹の催事でこのコートを見つけた時に、素材も作りもしっかりしていて、「何で 1万円均一コーナーなんかで売ってるの!?」 と驚き、ドキドキしながら販売員さんに 「値札間違えてない?」 と確認までした掘り出し物なのでした

・・・おそらく、どこかのブランドの売れ残りかサンプルが、ネームを外されノンブランドで回ってきたものかなと思っているのですが、、、寒い日の仕事でしか着ないし、5年も経てばメンテナンスもおざなりになるし、それでも、ベテランクリーニング店員が認める状態の良さは、やはり元から素材も作りも違うのだろうと、なんだか自分の目利き(=アパレル生産管理経験) も褒められたようでちょっと嬉しかったのでした♪