1日経って、あえてタイミングをずらしての投稿です。
12日になると、東日本大震災関連の報道が一気になくなりましたが、、、昨年からの傾向として、2月半ばから福島県の報道が多くなり、でも、原発がもたらした影響や廃炉、処理水放出にはあまり触れないようにしているのだろうな、と感じます。
それともう一つ、今年は、ネット上に復興支援への批判の書き込みが、過去にないくらい挙がっていて、少し驚きました。
・・・まあ、根拠のない印象論や不平不満のはけ口にしているコメントは無視するとして、多かったのは、いつまで復興支援するの?ということ。 特に、地方(僻地)は人口減・高齢化が加速度的に進んでおり、復興支援にそうした問題を持ち込むのはどうなのか?、との意見も目につきました。
・・・この辺りはごもっとも。
どうなったら復興した(復興支援は終了)とするのか、ゴールイメージが示されることなく復興支援が行われていったため、被災地からすれば、これで終わられては困る!となるし、被災地外からすれば、12年も経っているのにまだ必要なの?となります。
また、復興が長引いたことで発生した問題、、、例えば、復興住宅の空き部屋が多数、高齢者ばかり、居住者のコミュニケーションがない等・・・そんなことも復興支援でやれというの? と、当事者外には 理解できない部分が多くなっているのも事実、、、そうしたことが批判の書き込みにつながっているのだろうなと想像します。
現実的なところでは、コロナ禍、その後の急激な物価高騰により、多くの人の生活基盤が揺らいでいる状況ですので、ますます復興支援への風当たりは強くなるのだろうと感じています。
やはり、どうなったら復興した(復興支援は終了)とするのか、政府が、ゴールイメージを国民と共有すること(多くの国民の納得が得られること)が必要不可欠なのだろう、と思っています。