こうしたことを変えるには、やはり業界内で力を持つ立場の者が動かないといけない(歩み寄らないといけない) のですが、、、独立独歩の(=歩み寄るつもりはない) 大手アパレル、自社のリストラでそれどころではない大手アパレルや大手流通、、、期待できないというのが正直なところでしょう。

・・・であるならば、まず、産地や組合、有志の企業同士などで連携する、そして、自身が製造小売に業態転換を図る、世界を視野に 製造側に歩み寄れる小売企業を探す、、、TPPの対応に直面している農業関係者が志向していることと同じことが求められていると感じています。

人手不足(他業界との取り合い) による製造能力の低下、職人の高齢化による製造技術の消失、機械のメンテナンスができる技術者の高齢化による製造設備の消失、事業の後継難による企業の消失・・・等々、直面する問題が山積みのため、待ったなしの状態の国内アパレル製造業ですが、、、

実はまだまだやれることが残されています。 そして、何をするべきなのか焦点を絞って定め、他力ではなく自力で行動に移す人に道は開かれると思っています。 共に頑張りましょう。

(おわり)