先週 開催されました 「FOODEX JAPAN 2014」 ・・・ 実は、出展するにあたって少し支援をした会社がありました。

こちらの会社の社長、中小企業とは思えない程の戦略家。 私は これまで 150社ほどの会社を支援してきましたが、ここまで 「先を見据えた動き」 をしている社長さんはいないといえるほど、次の手を考えています。

この社長は、(生業ではなく) ビジネスとして仕事をしたいと考えているため、売上規模にも強い思いを持っていますが、10年で 100億 規模にするとの発言も夢ではないと思えるほどの 「先を見据えた動き」 で事業を展開しています。

さて、本日、「災害発生時に事業を継続させるための 『 事業継続計画(BCP)』 を策定している会社が、全国で 1割程度」 との報道がありました。 策定していない理由としては、「存在を知らない」 「やり方が分からない」 「効果が期待できない」 との意見が多くを占めていたとのことですが、、、

先を見据えた事業展開ができている会社なら、危機管理にも十分注意を払っているはず。 やり方が分からなくても、自分なりのものは策定しているはずですよね(・・・自分なりのものを含めると 1割よりもっと多くなると思いますが、それでも策定していない会社が多いと思います)。

この報道は、事業継続計画(BCP) を策定している・していない という問題ではなく、経営者が先を見据えた事業展開をしているかどうかという 中小企業の本質的な課題 に通じるものだと感じています。

日々の畑仕事は大切です。 しかしながら、将来に向けての 「種まき」 をしていなければ、将来の実りは期待できませんよね。 皆さんの会社は、先を見据えた動きをしていますか?