本日夕方の日大の記者会見。 正直なところ、日大とご縁はないので興味はないのですが、、、会見が始まったタイミングでテレビを見ていたため、どんな受け答えをするのかな・・・との興味で見ていました。

大学側の説明は、現状で言えることを丁寧に説明していたので、まあ良いのではと思っていると、質疑応答で呆れてしまいました。 いやいや、記者?メディア?の質問レベルは恐ろしく低いのですね

・・・質問というのは名ばかりで、とにかく持論を披露したい糾弾したいテレビで映える画(回答者がキレる・言いよどむ等)を撮りたい・・・がほとんどなのでしょうね

特にフリーランスの男性記者は、すかさずネットに批判記事が数本挙がったように、、、こういう人がいるから、ジャニーズの会見の NGリストを批判したのは大間違い・・・やはり会見では、NGリストは必須!ということなのでしょうね^^;

さて私も、セミナーや研修質疑応答の際に 質問を受ける立場にありますが、、、上述のように、持論を披露したい講師を言い負かしたい(自分が優れていることを示したい)苦情を言いたいだけ・・・のような「質問と呼べない質問」を受けることがあります。 (数としては少ないですが)

例えば、補助金に関連したセミナーだと、 ①国や行政の支援に対する苦情めいた持論をとうとうと語る②その補助金や関係のない補助金の予算等を聞く(聞いても意味はない質問)、 ③そんな難しい内容で採択されるわけがないと苦情を言う・・・などが定番ですかね

①には、「今回のセミナーとは関係ないので」「ご自身の見解ではなく、何をお知りになりたいか質問をお願いします」 などと言って演説を止めに入ります。 こんな演説を長々とされると、私もですが参加者もうんざりしてしまうので、割とキツ目に止めますね^^;

②には、予想できる質問なので事前に調べておきます。 以前、異様に高圧的な口調でそうした質問を受けましたが、間髪入れずに答えると 質問者はひどく驚いた顔でフリーズ。 何のリアクションもないので「それでお答えになっていますか?」と聞くと、何か「ごにょごにょ」言いながら着席、、まさか、そんな事細かに(過去の予算推移まで)答えるとは思わなかったのでしょうね(笑)

③には、「60代後半や70代のシニア層の方が、ほぼ自力で採択されましたよ」「パソコンが使えない人も、子供に入力を手伝ってもらって書類を作っていましたよ」など、申請に不慣れな方の事例を伝えます。 最後は、「結局は やる気次第ですよね」と笑顔で締めます。

・・・こうした人は必ずいるので、回答者や司会者がどう捌くかが大切ですね

ちなみに、理解できていないことを質問するのは、どんな簡単なこと取るに足らないと思われることでも、それはとても良い質問だと思っています。 ・・・同じように分かっていない人は何人もいるはずなので、再度 説明する機会をもらえて、「質問してくれてありがとう!」という気持ちになります。 ですから、本当に知りたいと思ったことは、遠慮せずに質問してくださいね^^