昨夜、とある場所から帰るに帰れなくなり、ようやく電話がつながったタクシー会社に、山の上の人気の少なくなった広い公園までお願いしました。 街灯も少ない暗い中で待つこと 30分、タクシーが来て一安心と思ったのも束の間、、、乗務員はテンション高く、とにかくまあ喋る喋る。。。

何でこんな所にいたの?といえばそうなのだけど、執拗にここで何をしていたのか聞いてくる、、、その話しぶりからは、何か犯罪でも?といった警戒感ではなく、上機嫌にテンション高く矢継ぎ早の質問、、、とにかく喋りたいといった様子。

最初はそれなりに答えていたものの、プライバシーに関わることも構わずだし、自分語りを始めるしで、、、こちらもトーンを下げ、言葉少なく曖昧な返答。 ・・・それでも止めないので、乗務員の話をスルーして 同乗者と内輪の話しを始めると、ようやく黙ったという始末。。。

1人でタクシーに乗るときは、疲れたから休みたい、リラックスしたい、考え事をしたい、SNSを見たい、次の予定の準備をしたい、済ませてきた用事の整理をしたい、、、2人でタクシーに乗るときは、2人で話したい、ラブラブな時間を過ごしたい・・・等々、話し掛けられて迷惑なことが多かったりします。

一昔前とは異なり、知らない人とのコミュニケーションを嫌う風潮も強くなっているため、基本スタンスとしては 「話し掛けない」 が正解でしょう。

それでも話してしまう乗務員は、過去の成功体験(成功と思い込んでいる体験) により話すことが喜ばれていると勘違いしている、自分がとにかく喋りたい、相手の返事や相槌に調子に乗っている、緊張のあまり喋らずにいられない、喋って欲しい乗客だと勘違いしている・・・こんなところでしょうか。

おおよそタクシー乗務員には、接客業としての能力(コミュニケーション力) も求められるため、乗客の雰囲気から察する、最初に天候や大きなニュース等の話題をふって話したい人かどうか反応を見る、自分が話すのではなく乗客の話を聞く・問いかけに応える・・・等の対応が求められるのかなと思っています。

こうしたことは、理美容業やマッサージ業でも同様ですね。 くれぐれも、自分が楽しくなって話してしまうといったことがないよう、気を付けましょうね。