緊急事態宣言解除に向けて着々と進められているようですが、、、繁華街等では百貨店や飲食店が既に営業再開しているなど、実態としては既に解除後の生活が始まっています。

この辺りを見て感じることは、、、オープン時は殺到したり行列を作っていても 営業時間中混んでいるわけではなかったり、ガイドラインに沿って間隔を空ける(入場制限をする)・来店客とのコミュニケーションを最小限にするなど 恐る恐るの運営になっていたり、、、これまで通りの営業にはならないということ。

私自身の生活を考えても、これまで食事全体の 2/3は外食・弁当・惣菜の生活だったのが、この 1カ月以上、外食はもとより惣菜・弁当すら買いに行かない生活、、、今、解除されたとしても、たまには惣菜・弁当くらいは食べたいな…と思う程度で、元に戻すつもりはないですね。 ましてや、遊びに行く・飲みに行くとか 目的なく百貨店に行くとか、そうした行動は、安定的に感染が収束していることが分かってからになるかなと思っています。

・・・こうした考えの人は一定割合いるわけで、やはり、客足・消費が戻るのはまだまだ先になることは折り込んでおかないといけません。

また、ガイドラインに沿った営業を考えると、、、例えば、飲食店の席数は良くて半数(場合によっては 1/3程度)、接客が必要な店でもこれまで通りの接客は困難、販促に力を入れても入場制限が必要(販促効果が得られない懸念) など、収益面を考えると 難しい経営を強いられることが想定されます。

(つづく)