アパレル業界では、お盆を過ぎれば秋物の立ち上がり ・・・店頭では秋カラーがチラホラ目立つようになってきました。 実際にはまだ暑いし実需には早いですが、顧客や通行客に秋を意識させるためにも必要なことだったりします。

さて、2019AWで意識しないといけないのが、何といっても 10月の消費税率の引き上げ、、、ということで、アパレル業界の関係者にちょっとアドバイス。

9月の実需期のプロパー展開で駆け込み需要を期待するなら、、、新商品の PRだけでなく、8月から展開した夏素材秋カラーをバーゲンに落として目を引き付ける等の価格訴求が必要。 そのためには、今の時期既に秋カラーの展開ができていないといけません。

そうした流れができていないと、9月のプロパー商材を 値引きやポイント還元等で実質バーゲンに落とすことになるため、、、それを踏まえて上代を気持ち高めに設定しておくというのも裏ワザとしてはありか??

また、10月以降は買い控えが起きるため 「販促」 で引き付けることが必要不可欠。 そして、上代は値ごろ感が必要になってくるため、原価やその他経費の低減策も必要不可欠。 そうしたことを踏まえた販促計画、原価設定、利益計画等の策定 と その進捗管理は、2019AW だけでなく 2020SS でも命綱となるでしょう。

特にアパレル業界では、2019AW で上手く立ち回れないと 後の事業展開にも大きな影を落とすことになりますので、、、販売や製造・仕入といった現場仕事だけでなく、経営管理の巧拙が問われる特殊なシーズンとなることにご留意いただければと思います。