この時期は、毎年恒例の一年を振り返る時期 ・・・ はい、確定申告の時期です。

勤めていた頃は、生命保険の納付証明などを提出するだけで 全て会社がやってくれましたが、、、自分で仕事するようになると、書類整理も税額計算も 全て自分でやらなくてはなりません。 毎月でもきちんとやっていれば楽なのですが・・・(笑)

さて、確定申告会場では、随分と工夫が見られ 感心してしまいました。

まず、会場に入ってすぐ、係員の誘導に従って進むと、遊園地のようにロープを張って行列を作っていました。 列に並びながら前に進んでいくと、脇の壁には 今後の順路やこの辺りにいると 15分など所要時間の目安が掲示されていました。

そして、行列の先にある 「受付」 が近付くと、そこで聞かれることを予め掲示しており、心構えして 「受付」 へ。 そこでは 数名の受付係が 来場者の作業状況をヒアリングし、作業状況が分かるチェックシートを添付。

一方で、その先にある 「作業テーブル」 では、案内係がボードを掲げて(アイコンタクトもしっかり取って) 空きの有無を伝達。 受付係は、テーブルの空き状況と今後の作業内容を判断してテーブル番号を告げると、案内係が来場者を 「作業テーブル」 に案内していました。

「作業テーブル」 では、真ん中に税理士などの相談員がおり、それを取り囲む形で 10人程度の相談者が配置されていました (こうした島が 5つほどありました)。 相談員は、チェックシートを見て作業状況を確認すると 簡単にアドバイス。 その後は、各相談者が相談員に自由に質問しながら申告作業を進めていました。 (私は相談不要であったため、個人作業専用テーブルに案内されました)

「作業テーブル」 は全て立席のため作業効率が良さそうで、相談員もキビキビと動いて相談に乗っていたため 回転も割と早く、また、椅子が必要な方や車椅子などの方のために、別テーブルも用意されていました。

それぞれの役割が明確になっており、情報伝達も的確に行い、作業効率(時間) にも考慮された見事なオペレーションでした。 何よりも、来場者に 事前に情報を掲示することで 不安感をなくすことにも配慮されており、学ぶところがとても多くありました。

お店などでも取り入れられるところが多くあると思いますが、、、皆さんのお店では どのような工夫をされていますか?