「他責にするな」 ・・・ 支援先の社長が、日頃から社員に言い聞かせている言葉です。

【他責的】 思いどおりに物事が運ばない時に、それを自分以外のもの、状況や他の人などのせいにしようとする傾向。 (デジタル大辞林より)

 

この会社では、「他責的な言動」 を戒めることが徹底されていますので、ミスや計画未達などを何かのせいにすることはありません。 原因を掘り下げて話し合い、反省するべき点は改め、再発防止策や新たな行動計画を策定するなど次の行動につなげています。

このような会社ですから、不況下にあっても順調に業績を伸ばしています。

一方で、業績を伸ばせない会社は どうでしょうか ・・・ 私は、大きく3つの特徴があるように感じています (1つでも当てはまればアウトかなと思います)。

① 常に自分が正しいと思っている → 他責しかできない(問題外です)

② 客観的に捉えることができない → 近視眼的になり 思考が硬直する

③ 掘り下げて考えることができない → 原因究明が進まず 思考が停止する

(②③も結果的に 「他責」 につながりやすいですね)

思い通りに物事が運ばない時に、自分はどのような考え方や行動をするのか・・・。 これまでの行動を少し思い起こしていただければと思います。