この1-2年、突然の豪雨、予想外の雪、暴風、低温、はたまた煙霧というような、これまでとは異なる 大きな気候の変化が感じられます。

すると、急激な変化のためテレビの放送時には 「分かっていなかった」 とういうのか、俗に言うと 「外れた」 というのか、結果的には 苦情や怒りの声が多く寄せられることになるのかなと思います。

すると、大きな気候の変化が起こりそうな時には、ことさらそれを強調するような伝え方をするようになるのかな と感じています。

昨日、私が見た天気予報では、「急激なにわか雨があるのでしっかりした傘を」 とのことでしたが、、、その結果は、パラパラと降っただけでした。 まあ、どこかの地域では豪雨だったのかもしれませんが、おそらく この地域の多くは 「パラパラ程度」 だったような・・・(苦笑)

最近の天気予報で感じること。 伝える情報に、少しバイアスがかかっていませんか?

「豪雨と言われていないのに豪雨だった」 のと 「豪雨と言われて傘を持っていったけど使わなかった」 のを比べると、同じ外れでも後者の方が良いかなとは思いますが、私のように、「また大袈裟に言ってるな」 と既にモラルハザードを起こしている人も少なくないのでは(?) と思っています。

皆さんも、「納期が遅れそう」 とか 「目標達成しなさそう」 とか、悪い情報をことさら強調するような伝え方をしていませんか?

悪い情報を事前に伝えるのは良いことです。 しかし、ほとんどそうならないのに 「ことさら強調するような伝え方」 を続けると、本当にそうなった時に大変なことになるかもしれませんよ。

先日のイソップ寓話つながりで、そんなことを感じたのでした。