平成24年度 中小企業支援担当者研修
「商業診断基礎2 (店舗施設と管理)」
日時/   平成24年9月3日(月)
主催/   中小企業大学校 仙台校

 

今週の日曜日~火曜日まで再び仙台へ。 月曜日は「店舗施設」についての講義を行いました・・・いつものように、午前中は講義で午後はグループ演習です。 月曜日(しかも9時スタート)ということもあり、眠そうにしている方がチラホラと・・・さぞやおつらかったことでしょう(笑)

それでも、ご協力いただきました 「一言アンケート」 には、「説明が分かり易かった」 とか 「レイアウト作成に興味を持って取り組めた」 というような好意的なコメントばかりで とても嬉しかったです♪ (・・・というか、皆さんホントに褒め上手です^^)

他にも、「レイアウト作成は簡単にできると思ったがやってみると難しかった」 とか 「スーパーやコンビニの陳列が計算されて配置されていることが分かった」 などのコメントもあり、「知識として知る」 から一歩進めて 「実践する」 という観点でも 学びの多い時間だったのではないでしょうか。

講義の中で一番伝えたかったことは、①「感性」 の前にまず 「理論」 を押さえることです。 演出機能など 「演出」 という側面もありますので、もちろん「感性」 も大切です。 しかし、「感性」 のみに頼り 「理論的な背景」 の乏しい店舗では、 経営はすぐに行き詰まってしまいます。 絵画の名作は、感性だけで描いているわけではなく、構図やデッサン力など 理論的な背景が整っている・・・ということと一緒かもしれませんね。

そして、②様々な面で理論の整合性をとらなければならないことです。 おそらく、レイアウトを検討しながら、それがとても難しいということが分かったと思います。 机上演習ではさらに 「販売計画」 や 「予算(導入コスト)」 との整合性もとらなければなりませんね^^;;

ただ、今回の講義で、これら全てをマスターするというところまでは求めていません。 店舗施設を考える上で、何が重要で、実践するためには何が難しいのか・・・ということが学べていれば 合格です。 そこから、一消費者として買い物などをしながら(生活の中で)学ぶことで 十分力がついていきます。

これから、「閑地の使い方が上手いな」 とか 「水平陳列より垂直陳列の方が選びやすいのに」 など、学んだ用語を口にしながら買い物してみてください~いつも行くお店なのに、新しい発見が沢山あると思いますよ♪