「小規模事業者持続化補助金」 に採択されるためには、いくつもポイントとなる箇所があるのですが、その 1つに、「現状分析が正しく行われているか?」 ということが挙げられます。 ・・・この辺り、実は支援者の中でも、「現状把握が重要だよ!」 と言う方と、「それよりも、今後の方針や取組内容の方が重要だよ!」 と言う方に分かれるのが面白いところです。
私は もちろん前者の支援者ですが、後者の支援者は大よそ、自身で現状分析ができない(手法を知らない、どこがポイントとなるか分かっていない等々)、だから、現状把握を軽視するのであろう ・・・と思っています(苦笑)
私は、現状分析は 「地面」 であり、方針や取組内容は 「建物」 だと考えています。
どんなに立派な素敵な建物であっても、地面が傾いていたり 緩んでいたりすれば、そこには住めたものではありません。 芸術的な建造物を造っているならば、それほど地面は気にしなくても良いかもしれませんが、、、ここで何年も安心して生活するための家を造っているならば、まずは安定した地面を造ることが必要不可欠です。
「経営計画書」 は、観賞するため 愛でるために作るのではなく、自身の経営を持続的に発展させるために 実用的に用いるものとして作るものです! ・・・様式2 の記入項目でいえば、1・2・3番が地面、4番が建物です。 立派な建物を造る前に、まずは、それを安定的に支えるための地面をしっかり造りましょう!