最近、TPP交渉への参加の是非が話題に上ることが多くなっています。 そこで、TPPに絡みまして、開くのか閉じるのかということについて、自分自身を振り返ってみました。

これだけスマートフォンが一般的になり、モバイル化が進んでいる環境で、私は明らかに閉じていると思います。 携帯電話の用途は通話かメールがほとんど。 インターネットは専ら乗り換え経路の検索のみ。 フェイスブックはやりませんし、ブログの更新はパソコンからです。 パソコンのメールは携帯では見れませんし、転送もしていません。

時代の流れにあまり影響されず、敢えて「閉じる」ことを選択してきたのですが、それは悪いことなのでしょうか?

私は、家ではよくインターネットを使いますので、情報の収集は普通のネットユーザーよりも多くしているつもりです。 ただ、モバイル化を図らないことにより、①いつでも機動的に情報収集ができないこと、②それに伴い情報量は少なくなる傾向があること・・・が閉じたことによるデメリットといえます。 その一方、機動的に情報収集しないことで、③煩わしい情報に惑わされることがないこと、④今、相対している環境に集中できること・・・が閉じたことによるメリットといえます。

この①②と③④を天秤にかけて、今は閉じることが必要と考えてきたのです。 特に、今の仕事を始めてからの3-4年間は、④を一番重視していました。 鎖国することによって元禄文化も花開いたように、私にとっても、閉じたことによって今があると思っています(・・・大袈裟かもしれませんが)。

それで、今現在はどうなのかというと、ここ1年、開く必要性、開くことによるメリットの享受の重要性も徐々に感じるようになりました。 本日ご講義くださいました渡貫先生ありがとうございましたm(_ _)m

開くのか閉じるのか・・・時代の流れというよりは、今の自分に何が必要なのか・・・それ次第なのではないでしょうか?