「コロナ禍」 と言われて 1年以上。 マスクをしない人や飲み歩く人を批判する時に 「コロナ慣れ」 などと揶揄しますが、私自身も マスク着用・手洗い徹底・外食禁止などの生活を続けられているため、これもいわゆる 「コロナ慣れ」 なのでしょう、、、

ほとんどの人が慣れきってしまっている中で、「緊急事態」 だとか 「蔓延防止」 だとか言葉遊びをしても何も効果がない・・・ということに早く気付いて欲しいと思う今日この頃です^^;

さて、アパレル業界では、ユニクロやワークマン(プラス) など、コロナ禍でも成功している企業が度々取り上げられることもあって、また、直接的な自粛要請があるわけでもないため、あまり問題がないように思われている・・・というか、気にも留められていないようにも思いますが、、、

実際のところ、業界の名だたる企業が、直営店の閉店や大幅な人員削減をしている、、、つまり、そこで働く人は働く場を失う、取引業者(生産・物流等々) も仕事を失うなど、業界全体が岐路に立たされている 極めて厳しい状況が続いています。

人はなぜ服を買うか? ・・・シンプルな動機としては、どこかに着ていく(誰かと会う) から。 コロナ禍、旅行やレジャーは中々できず、人と会う(会食・宴会・パーティ・式典等々) ことも難しくなった。 さらにいえば、会社に行く必要さえもなくなったし(テレワーク・失業)、そもそも新しい服を買おうという明るい・前向きな気持ちも起きない。

・・・そうした商品を扱う業界は、非常に厳しいし、それがまだまだ続くのです。。。

先行きが見通せない というよりも、先々良くなる兆しも見出せないとなれば、とるべき手段は縮小して耐えるか辞めるか、、、すると、ますます魅力が低下するため、ますます良くなる兆しは遠ざかる・・・という悪循環に陥っています。

何か結論めいたことがあるわけでもないのですが、それくらいアパレル業界も苦境に立たされているというお話しでした。。。