先日、下請事業者のためのサポート事業があることを知りました。 それは、下請事業者のための 「よろず相談所」 のような場所で、発注元とトラブルが生じた際に、無料の法律相談や和解のための調停手続きなど、問題解決のための専門的なサポートをしてくれるようです。

ただ、こうした機関を利用する際に、やはり気になるのは発注元との力関係、、、「何か言うと取り引きがなくなる」 というのは覚悟しておかなければなりません。 ですから、よほどの損失を被るような場合や 心情的に許せないことがあった場合など、今後の取引は不要との決意がなければ、相談はしても解決に向けた行動は中々起こせないというのが実情なのかなと思っています。

実は、私が受ける仕事でも、報酬がいくらかは振り込まれないと分からないなんてことは珍しくなく、入金されないことも 1-2年に 1度はあります。 しかも、そうしたことをするのは決まって公的機関ですから、法律も何もあったものではない ・・・というのが正直なところです(苦笑)

結局のところ 下請けの立場で改善してもらうことはできないので、日々何とか折り合いをつけながらも、もう無理と思ったときには、鼠が猫を咬む勢いで公の元にさらすという対応になるのかなと、、、そうした時のためにも、専門知識を持った相談所があるのは とても心強いかもしれない ・・・そう感じています。