にわかに声が大きくなっているのが 脱ハンコや押印廃止。 ・・・まさか、単に廃止する・押印を全て自署に置き換えるとの短絡的な取組ではないと思いますが、意外とそんなオチだったりとの不安もあったりします^^;

私個人でいえば、年間を通して押印機会が多いのが、支援機関からの依頼に対する承諾書への押印。

特に、自署に押印の場合の押印廃止は良いことだと思うのですが、、、印刷した書類が送られてきて私が確認・押印して返送する場合、メールで書式が送られてきて私が入力・印刷・押印して当日手渡しする場合も多いため、ここで押印廃止となるとどうなるのでしょうか??

①問題はない(問題が生じても対処可能)として単に押印廃止、②押印をサインに変える・全て自署にする、③電子印鑑や電子署名等に変更する ・・・これを機会に、①を多くすることで支援機関の業務プロセスの簡略化・郵送費用の軽減 & こちらも手間軽減されますが、、、②はこちらの手間が増えるし、③は費用負担を強いられるし ・・・と、この書類 1つをとっても、頭を捻らないと脱ハンコ・押印廃止は実現できなかったりしますね。

脱ハンコ・押印廃止には、まずは、重要書類(印鑑証明等が必要) かそうでない書類かの仕分け。 そして、そうでない書類の場合、単に押印廃止で良いかの検討、単に押印廃止では問題が生じる恐れがあるものは代替手段の検討(業務プロセスの見直し含む) ・・・こうしたことを押印している全ての書類について行う必要があります。

国が変われば大手企業も変わります。 すると、中小企業や小規模事業者も変えていかざるを得ません。 脱ハンコ・押印廃止には相応に時間が掛かりますので、今のうちから見直しを始めていかれると良いと思っています。