1週間ほど前に、学生服のトンボ社が 「老犬用のハーネス」 でペット市場に参入している との記事を見かけました。 なにやら、参入を決めたのは約 2年前、、、そこから開発に取り組んで、今では約 1000軒の動物病院で取り扱うまでになっているのだとか。 中々のスピード成長で素晴らしいですね。

学生服業界はしばらくノータッチでしたので、全く情報を把握していなかったのですが、、、普通に考えてみても、ブレザー化(競争激化) や私服化(需要減) があり 少子化(需要減) もあり、大変厳しい状態になっているわけですよね・・・。

いくら老舗だ 大手だといったところで、需要がなければ先細り、、、そうした中で生き残る選択肢は大きく 3つ ・・・ ①需要を掘り起こす、②新たな市場に打って出る、③最後の 1社(市場独占状態) となるまで細々と生き伸びる。

トンボ社は、③の可能性も残しつつ、まだ余力がある内に②に着手して、大きな成果につなげつつあるのですよね。

こうした考え方は中小企業でも同じです。 選択肢が残っている内に選択しないと、③(=別名、籠城戦) しか選択できない という状況に追い込まれてしまいますので、、、ご注意を。