今日は春らしいポカポカ陽気の中、確定申告に行ってきました。 一年の総決算ということもあり、私は毎年青空の日に行くようにしています。

以前、仕事でご一緒した 商工会のベテラン指導員さんのことを書きたいと思います。

その地域では、1年間経理関係はほったらかし・・・2月になって慌ててかけこんでくる経営者が多いそうです。 そんな中、一緒に帳簿を整理し、申告書類を作成し、その過程で、今の経営状態を正しく認識してもらうのだそうです。

面白いことに、普段何を言っても聞く耳を持たない経営者が、この時期だけは素直に聞くのだそうです。 なぜなら、自身では申告書類が作れないという弱みがあるからです(笑) 理由はどうあれ、今ならきちんと聞いてくれる・・・ですから、本当に指導員として企業を良くしたいと思えば、年度末で忙しかろうと何だろうと、この時期を置いて他にはないのだそうです。

ものごとには、より効果を得られる 「時期」 というものがあります。 日常、中々上手く改善できないと思われる方は、「効果的なタイミング」 がいつなのか、一度考えてみてはいかがでしょうか?