東京オリンピックが始まりましたね。 本来なら、いよいよ始まりますね! と心待ちに、そこまで興味がない人も、始まるね・・・くらいの盛り上がりが醸成されていなければならないイベントだと思うので、、、
この時点で、というか、それが感じられなかった 1-2カ月前の時点で、イベントとして ”大失敗” といえるでしょう。
オリンピックは、参加者・主催者・関係者のためだけのものではなく、それ以外の人のためのものでもあります。 オリンピックを通じて、気持ちが前向きになったり、ツライ日常を少しだけ忘れて高揚感をもったり、将来出たいと思って頑張ったり、イベントを通じて見知らぬ人や他の国の文化とふれあったり・・・。
要は、オリンピックが開催されたからといって、こうしたことが享受できなければ開催する意味はあまりない、、、なのに、こうしたことをおざなりにし、開催することだけに終始した現政権の明らかな失策といえるでしょう。 コロナで観戦が難しかったり、直接のふれあいはできなかったりしても、国民の気持ちがついてきていれば、テレビ観戦でも盛り上げられるし、気持ちのふれあいもできたはずです。
個人的には、オリンピックは毎回、予選のタイムテーブルを確認しながら楽しみにテレビ観戦、深夜帯は録画をして翌日観ているくらいでしたが、、、今回は自国開催というのに全くのノーチェック。 通常の番組が入らないので、早く終わらないかなと思っているくらいです。
さて、業績好調なのに社員が病む会社、、、以前勤めていた会社は、いつの頃からか社員が病むようになり、常に 1割以上が精神疾患で休職状態という恐ろしい状況でしたが、正に本質的なことを見失っていたのでしょう。
「お客様の幸せと社員の幸せのために」 などと綺麗事を言うつもりはないですが、少なくとも、次々と精神を病む社員を作り出す会社に お客様を幸せにできるのか?ということは考える必要があったはずです。
毎年採用した新人が辞める会社、10年ほど勤めると社員が転職する会社・・・なんていうのも複数診てきましたが、、、経営者が会社の目的を間違えている、そこが真因のケースが多かったりしますね。
現場のことはトップ不在でも回りますが、方針や目的を決める、気持ちを醸成する(そのきっかけを作る) というのはトップにしかできないこと、、、そうした立場の方は、こうしたことをきっかけに、今一度考えてみるのも良いと思っています。