私が大学 4年生の頃、いわゆる 「氷河期」 が始まった年でした。

当時はインターネットもなく、大手企業の募集要項に大学名があったり、女性というだけで不採用ということがまかり通っていたので、会社案内を入手することさえも大変な時代、、、ぞんざいな対応をされ、二度とこの会社の商品は買わないと心に誓った有名メーカーが何社もありましたね(苦笑)

その後、さらに厳しさを増していき、正社員として就職できるのが奇跡のような時代も続きましたが、時代は巡って 今は超売り手市場、、、果たしてそれも良いのか悪いのか・・・。

実は、私の 1年上の先輩は大量採用最後の年の方々、、、ですから、1人で何社も内定をもらい、連日、入社してもらうための接待攻勢を受けるなど、ウラヤマシイとも思える状況で就職活動をしていたようですが、、、入社して、そうした人たちを見て感じたのは、浮ついてる、真剣味に欠ける、能力が低い・・・ということ。

私が配属されたのは少し特殊な部署でしたので、先輩は非凡な方々ばかり、、、そうした人たちと比べて見ていたということもありますが、全社を見渡すと押し並べて、後々にもあの世代はお荷物になっていたのだろうなと感じます。

何となく あの頃を彷彿とさせるこの 1-2年の採用活動、、、その後 3-5年、あるいは 10年のスパンで見た時に、良かったのか悪かったのかが分かってくるのかなと思っています。