アパレル業界の実態が細かく盛り込まれたドラマ・・・

先日、「ファースト・クラス」 というドラマが最終回でした(先程、録画したのを見ました)。 人気の前作に続いて期待されていましたが、続編は賛否が分かれ・・・というより 否の方が多かったようですが、、、私は毎回録画して楽しみに見ていました♪

何がそんなに良かったのかというと、綺麗なお姉さんが沢山出演しているから、、、ではなくて、アパレル業界の実態が細かく盛り込まれている 「アパレル業界あるあるネタ」 が満載のドラマだったんですよねー。

かつてはその工場に随分とお世話になったのに、規模拡大(海外での大量生産) に伴ってあっさりと取り引きがなくなったこと。 さらにいえば、昨今、国内回帰の流れはあるものの、そうした経緯から感情面も絡んで 取引再開が難しい現状。

工場では働いている人が田舎のおじちゃん・おばちゃんばかり、、、なのに、実は世界に通じるような凄腕の職人さんだったりすること。 さらにいえば、そうした職人さんの高齢化が進んで 技術・ノウハウの承継がなされていない現状(・・・このまま進めば、国内では作れるものが限られてくるでしょう)。

デザインから 2週間で店頭に並ぶ時代に、1年かけて商品を作るコレクションブランド(展示会主体のブランド) が通用しなくなっていること。 その本質は、周囲の環境変化に目を向けない時代遅れな感性、未だに 消費者よりも作り手の方が上と感じている時代錯誤な感性にあったり(・・・厳しく指摘されていましたね)。

そうした中で苦境に立たされたブランドは、M&A で買収されていく現状(・・・ネームバリューのないブランドは廃業していくのでしょう)。

ドラマを通して、表面的には皆仲良しだけれど 妬み・嫉み・足の引っぱり合いが日常茶飯事・・・という人間関係がとてもリアルだったり、、、まあ会社や組織にもよりますけどね(・・・私がいた所がどうだったかはノーコメントで・笑)

ドラマのエンディングでは、ベテランパタンナーが若手パタンナーに対して 「ウールシャギーは “差し込み” じゃなくて “一方” だって常識でしょう?」 なんて呆れて言っていたのも、おそらく レディースアパレルの企画・生産 経験者にしか分からないようなセリフ。 ”一方” は常識だけど、、、”差し込み” で作ったらどう仕上がるか見てみたいかも・・・意外に斬新なデザインになったりして(笑)

まだまだ沢山ありますが、たった数秒のシーンにも、アパレル業界の日常や 業界が直面している問題が細やかに描かれていて、様々なことを読み取ることができるマニアックなドラマでした。 (きちんと取材されているようで感心しました♪)

気が付くかどうかという問題はありますが、、、意外とドラマから業界の実態を学べたりしますので、特に支援者の立場の方は そうした目でドラマを見るというのも勉強になると思いますよ!


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