裁量労働制に関する首相答弁。 ・・・そんな馬鹿な話(あり得ない話) を国会でするんだ!と思って呆れて聞いていると、すぐに野党が追及し、答弁を撤回する事態に。

その後の報道によると、「裁量労働制の方が労働時間が短くなる」 とした首相答弁の根拠となるデータは、「一般労働者への質問は、1日の残業時間について 1カ月のうちの 【最長時間】 を尋ねる内容だったのに対し、裁量労働制で働く人には単に 【1日の労働時間】 の状況を聞いていたため、一般労働者の方が長時間の回答が集まりやすくなっていた」 とのこと。 (朝日新聞より)

つまり、質問内容が異なる調査の結果を比較していたということで、ある答えを導きたいがために行ったということ・・・。 (首相がこうした細かな指示をするとは思えないので、資料を作成した人の忖度=愚行 ということでしょうかね・苦笑)

調査結果自体は、単なるデータでしかないのですが、、、それが信頼できるかどうかは データを扱う人に掛かっている ・・・というのを如実に表していますね。

経営計画書の作成などで 外部データを扱う際に、こうしたデータの信頼度を落とすようなことをしている方を見かけますので、、、くれぐれもお気を付けくださいね^^;