この展示会は、流通小売業を中心に、POSから本部システム、物流、モバイル販促、デジタルサイネージ、クラウドなど、流通小売業のサプライチェーンとマーケティングを進化させる最新のIT機器・システムを一堂に集めた国内最大級の展示会です。 (http://www.shopbiz.jp/rt/ より抜粋)

今年でかれこれ7回目の視察・・・毎年楽しみにしている展示会です。 初めて目にした時は、まるでディズニーランドのように感じたことを今でも覚えています(・・・大袈裟かもしれませんが)。 さて、毎年、情報収集とともに様々な気付きを得るのですが、今回感じたことを少しご紹介したいと思います。

まずは、「クラウド」 について。 クラウドとは、ユーザーがコンピュータのソフトウェアやデータなどを自身で保有・管理するのではなく、インターネットを経由してそれらサービスを 「利用する」 ことをいいます。 いわゆる 「持たざる経営」 を志向することで、システムの維持・管理に関わる負荷軽減につながります。 ここ数年クラウド化がどんどん進んでいますが、いよいよ基幹システムのクラウド化が志向されるようになってきたようです。

事務所に営業社員の席は必要か?・・・ということを考えたときに、営業は外回りしてなんぼとするならば、必要なときだけ席を利用する・・・つまり、固定的な席を持たない(それによって、社内スペースを有効活用する) というのがクラウド的な考え方といえます。 「営業は固定的な席を持たない」 との方針を出すことで、営業は外回りをすることが一番の仕事との認識が高まる、席に山積みの書類がなくなる、書類があちこち放置されないことでセキュリティ面の不安も解消される・・・などなど。

新しい考え方を取り入れることで、今まで改善できなかった問題が一瞬で片付く可能性がありますね。