長らく続く緊急事態宣言。 解除に先立って大阪府では独自基準で営業再開を進め、後追いの形で関西圏の宣言が解除。 そうした状況から、既に首都圏も解除を前提に、さらには、基準の柔軟な運用で解除前倒しとの報も、、、つまり、首都圏の早期解除は決定事項の状況ですね^^;

そうした状況に批判的な意見も多いですが、自粛していられるのは相応に収入を維持できているからで、、、更に長引けばもう生きようがない事業者・個人が多く存在しているのも事実。 そして、そうした人が日に日に増えてきている状況を考えれば、基準を曲解させても解除するというのが本質的なところなのだろう と思っています。 私としても他人事ではなく、今月は家賃も払えない程度の収入しかないため、「もういい加減にしろよ!」 というのが本音だったりします。

さて、早期に解除されるとして、押さえておかなければならないのが、都道府県知事や業界団体が定めたガイドライン。

例えば 東京都では、全国の緊急事態宣言解除後に、都独自の段階的な解除方針(ロードマップ) を示していますが、まずは、そうした都道府県単位の大きな流れや制約条件を押さえること、そして、自身が属する業界が定めた 営業時に必要なより細かなガイドラインを押さえること が大切です。

これらを理解せずに営業を再開してしまうと、、、業界団体や組合等の組織からのお叱り、あるいは、顧客や一般消費者からの苦情・悪い噂の拡散(SNS拡散による誹謗中傷・嫌がらせ等) など、営業再開 即 営業停止に追い込まれてしまう可能性も意識しておく必要があります。

そうしたことも十分にご留意の上で、今の内にガイドライン等を確認し、抜かりなく営業再開に向けての準備を行っていただければと思っています。