(つづき)

それでは引き続いて、3つめのコミュニケーションツールについてです。

③ コミュニケーションツール

ICカードが導入された時にもありましたが、、、使い慣れていない人にとって、どうすれば良いのかレジ前で焦ってしまうことがあります。 そうした時に、「ここを押してからここにタッチして」 といった具合に教えてあげるなど、お客様との会話のきっかけができるというメリットがありました。

同様に、特に ●●Payでは、アプリを起動させて支払ボタンを押すとか、特に店にスキャナーがない場合の支払いでは 金額入力など自身で操作が必要なため、使い慣れていない人にとっては非常に難易度が高くなります。 ・・・しかし、そこが店にとってはプラスに働くのです。

かくいう私も、初めて自身で金額を入力する時に、どこをどう操作するのか分からなくなり、レジのお姉さんに助けを求めました^^; ・・・嫌な顔せず 優しく教えてくれたので、その店に対する好感度は急上昇しました♪

また、自身で金額を入力するときに、例えば 855円のとき、画面を見せながら 「ハチ、ゴー、ゴー」 と言って入力すると、それに合わせてレジの人も小声で 「ハチ、ゴー、ゴー」 と言いながら頭を上下させることが多く、何となく共同作業というのか 一体感が生まれる雰囲気もあって、気持ちがホッコリとします♪

最終的な確認画面を見せると、笑顔で 「はい、大丈夫です^^」 ・・・と、これは金額が合っていたからで、特段接客が良いということではないのでしょうが、、、それでも、こちらからは 「笑顔で丁寧に応対してくれた」 と映るため、とても好感度が上がることになりますね。

・・・私はこれまで、様々な店で何度となくこうしたやり取りをして、その全ての店に今まで以上の好感を持つようになりました^^

その一方で、以前、スーパーやコンビニでレジ待ちをしていた時に、前の高齢のお客様が ICカード決済の仕方でまごついていましたが、、、「選んでタッチしてください」 と冷たい口調であしらう店員を見て、これは酷いなと嫌な気持ちになったことが何度かありました。

こうした新しい決済手段は ある種のコミュニケーションツールになるもので、その応対の仕方によっては店の好感度が上がったり下がったりするものです。 そうした認識を持ちながら、賢く導入していただければと思っています^^

(おわり)