中小企業の支援にかかわること 10年、多くの中小企業を見てきました。 良い会社もあればそうでない会社も、、、また、数年に渡ってお付き合いすることもありますので、伸びる会社もあれば落ちる会社も、、、様々な会社を見てきました。

そうした中で、この会社はあまり良くないんだな と直観的に感じ取れる経営者の言動(立ち居振る舞い) があります。

それは、、、①自社の良い点ばかりを話す(自慢話や吹聴が顕著に見て取れます)。 ②そうした話を何度も繰り返し話す。 ③悪い話や指摘に対して 異様に否定する。 ・・・私の限られた支援経験の中ではありますが、あまり良くない会社、あるいは、これから良くない状況が露呈する会社に共通しています。

(※①②または③のみの場合は良いですが、①②③が揃うとビンゴです・汗)

例えば、悪いと分かっているけれど 他者に悟られたくない、薄々悪いと思っているので目を背けたい、あるいは、本当の状況が分かっていないからじきに悪い状況に陥るなどなど、様々な理由があるのは感じ取れますが、、、いずれにしても 共通項といえる経営者の言動(立ち居振る舞い) です。

逆に、良い会社、あるいは、これから良くなる会社はその逆、、、①自慢して良いようなことでも謙虚に奥ゆかしく話すに留める。 ②悪いことやできていないことも素直に話す。 ②相手の話、特に悪いことへの指摘にはよくよく耳を傾ける。 ・・・一言でいえば、経営者の気持ちに余裕(度量) を感じることができます。

例えば、悪い会社が復活するとき、経営者も前者から後者に変わっていくものです。

さて、皆さまの現状は、前者・後者どちらに近いですか?