【持ちつ持たれつ】 互いに助け合うさま。 相互に助けたり助けられたりするさま。 (大辞泉)
・・・割り切れば 「損得勘定」、つながりを大切に思えば 「義理人情」、行き過ぎれば 「相互依存」、、、なんとも奥深い意味が込められた 日本人らしい言葉 のように感じます。
さて、支援先のお話しです。 こちらの経営者は、頼まれれば 何でも引き受けてしまう人柄。 地域活動、業界団体の活動、支援機関の応対、、、あれもこれもで、もう会社経営そっちのけ。 ・・・問題なのは、「経営が危機的状態に陥っているにもかかわらずに」 ということ。
・・・あるとき、社員からも 私からも 「そんなことにかまけている場合じゃないでしょ!」 と強烈な批判を受け、最低限の役以外は返上していただいたのでした^^;
しかし、そうした癖というのか性格は治るものでもなく、、、支援機関に頼まれて、とある展示会に出る返事をしてしまったのです。
これは、経営者の自覚の問題も大きいのですが、支援機関の担当者にも大きな問題が、、、その展示会の主旨からすると、この会社が出展する意義はほぼなく、端的に言えば「数合わせ」で呼んだのがミエミエ、、、事後、案の定、全く意味はなかったと、社員は怒り心頭。
・・・ここに費やした労力を、営業に使えていたら、働きづめの社員の休息に使ってもらえたら、、、残念でなりません。 そして何よりも、担当者の「人の良さを利用するずるさ(損得勘定)」 × 経営者の「疑うことをしない人の良さ(義理人情)」という構図が見えて、とても悲しい気持ちになりました。
お付き合いは大切というのを前提に、受ける方は 「今の自分に、手を貸すだけの余力はあるのか?」、一方で、お願いする方は 「この人には、手を貸すだけの余力があるのか?」 という 思いやりの気持ちを大前提にした「持ちつ持たれつの関係」 を築いていただきたいな、と思っています。

