平成23年度 中小企業支援担当者研修
「商業診断基礎Ⅱ (机上実習)」
日時/ 平成23年9月12日(月)~16日(金)
主催/ 中小企業大学校 仙台校
中小企業大学校(仙台校)で、8/22から行われていた「商業診断基礎研修」が終わりました。 20日間の長丁場の研修、受講生の皆様おつかれ様でした。
仙台校の研修に参加するようになって今回で3年目ですが、青森出身の私にとって、また、月に4-5回山形を訪れている私にとっては、東北地域の受講生というだけで親近感というのか妙な安心感を覚えます。
机上実習の最後、バタバタっと終わってしまいましたので(例年こうなのですが・・・^^;;)、少しだけポイントをコメントしておきますね。
★事実を一つひとつ積み上げていきましょう。 診断のステップを一つひとつ進めていきましょう。
こうしたことを丁寧に行うことで、様々な面で整合性がとれるようになります。 急がば回れです。 この辺りは、実習を通して実感できたのではないでしょうか?
★分かりやすいストーリー展開になるように心がけましょう。
定性的な事柄は順序立てて、定量的な事柄は相手が感覚的に分かるように説明しましょう。
★あらゆる事柄が連動していることを常に意識しましょう。
企業活動では、あらゆる事柄がお互いに影響し合って成り立っています。 当然のことながら、あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず・・・ということも。 それを上手く解消するのが皆様のお仕事ですね。
★過去を踏まえた上で提案しましょう。
唐突に革新的な提案をしても、心情的に中々受け入れてもらえません。 どんなに正しいと思える提案も、実行に移されなければ成果にたどり着きません。
★即効性の面でも考えてみてください。
すぐに効果が出れば、気持ちも明るくなり改善に前向きになります。
これから皆様がそれぞれの地域に戻られて、企業様の事業活動の支え、経営者様の精神的な支えとして頼りにされる存在となることを心より願っております。
いつの日かまたどこかでお会いしましょう ^^ノシ