私は、「経営計画書の作り方」 を教えるセミナーや研修では、どのようなことを書けばよいかを理解していただくために、具体的な事例を提示しています。

この事例、いつも苦労するのが外部環境の情報。 特に、コロナが流行してからは、業界動向も顧客ニーズもどんどん変わっていくし、国や自治体の感染防止対策も更新されていくため、それに合わせて最新の改訂版を作ることに、、、例えば、3回目の緊急事態宣言が出る前と後では、事例の内容が違ってきます。

また、昨年はこのアンケート調査結果が顧客ニーズを示すのにちょうど良かったけれど、今年はちょうど良い調査結果がない・・・と苦労して探すこともあるし、その時に大きく扱うべき情報も変わってくるため、、、2年前の事例と比べると、外部環境の情報は質も量も変わっていますね。

さて、6/2締切の小規模事業者持続化補助金(一般型) の申請に合わせて、「3回目の緊急事態宣言禍 版」 の事例を作ったのですが、、、これは誰の目にも触れることなくお蔵入り。 ・・・実は、こうした 完成したけれど日の目を見ない事例がいくつもあります^^;

商品開発をされる方、提案書や企画書を作られる方なども、お蔵入りとなった資料が山のようにあることでしょう。 でも、日の目を見る 1つの背景には、日の目を見ない多くがある・・・そうした苦労を惜しめば、日の目を見るチャンスも掴めないもの、、、いつかのための準備と思って、頑張りましょうね!