経営支援をしていると、良いことだけでなく、悪いことも伝えなければなりません。 ですから、助言というよりは、苦言を呈することも必要になってきます。

「苦言」 は言う側にとっても嫌なもので、それでも言わなければならないと 使命感や義憤に駆られて言うのですから、相当なストレスを抱えることになります。 私も、定期的にグッタリして微熱が続くことがあります(苦笑)

それでも、「苦言」 に聞く耳を持つ経営者であれば、そんなことは帳消しになるのですが、、、王様のように君臨する経営者は、そのうち 「苦言」 を 「批判」 と捉えるようになり、苦言を呈する者の存在が目ざわりになっていきます。

すると、こうした関係はお終い、、、一昔前の時代でしたら、毒を盛られるか夜道で斬られるか という形で終幕となるのでしょう・・・。 (社員であれば、退職したり閑職に追いやられたり、私であれば契約終了という形で終幕します)

そうこうしている内に、王様に対して誰も意見をすることがなくなり、周囲は YESマンで固められていきます。 こうして 「裸の王様」 が誕生します。

「裸の王様」 は自分が裸だと気付いていないので、それはそれで幸せなのかな?とも思いますが、、、国があるうちはね  という条件付きであることは忘れてはならないですね(笑)