中小企業診断士の仕事は、思いの他 物書き業。 支援機関からの依頼には報告書がつきものですし、顧問先であっても社長不在時の支援では事後報告書、稀に提案書を作ったりもします。 その他にも、研修の際のテキスト作成や寄稿、学校等の仕事では評価表の作成などをすることも。 巧拙はともかく、文章作成が嫌いな人には務まらないかなあと思うくらいの文章作成量だと思っています。

さて、研修を行う際には、事例をもとにした演習という形をとることがあるのですが、この演習事例の作成は他の書類とは少し毛色が違い、まるで小説を書くようなイメージです。 登場人物の性格やこれまでの生い立ちなどのプロフィール、日々の仕事の状況やお客様との関係性、取り扱っている商品・サービス、そこから見出せる強みや弱み、さらには、数値的な検証データなどなど、細かな設定を考えながらストーリーを展開させていきます。

これは、個人的には楽しくて好きな作業なのですが、気持ち的にも体的にも相当余裕がないと中々できません。 ですから、構想はありながらも本格的に作成するには至らず、3年程前に短編ストーリーを作ったきりでしたが、この度 重い腰を上げて 長編の新作を書き上げたのでした~♪(祝)

短編だと 2-3時間の演習ですが、今回の新作は 6-8時間の演習に対応する長編物です。 出来栄えとしてはそれなりに自信はあるのですが、、、どう評価されるのか 楽しみなような恐いような・・・。

これを基に、ディレクターズカットで短編に編集したり、スピンアウトで別ストーリを作ったり、、、既に構想はできていますが現状では気持ちの余裕が・・・(苦笑) それでも、今年は スピンアウトであと 1本新作をリリースしたいです。 私の研修にご参加される方には、ぜひ楽しんで学んでいただければと思っています^^