ここ数ヶ月、寝ても覚めても常に頭の隅にあり、準備に準備を重ねて取り組んできた 広島での研修が終わりました。 終わった感想はというと、、、かなり凹んでいます。 頑張ったのは頑張った・・・そこは一応自分を労っておこう。 でも、結果が伴わなければ、、、

研修では、受講者からのアンケートという形で、研修の内容がどうだったのかフィードバックされます。 多くの場合は、良い・まあ良い・どちらでもない・あまり良くない・悪い・・・このような 5段階で評価されます。

今回、残念なことに、真ん中の 「どちらでもない」 に印を付けた方が  2人も出てしまいました・・・。 評価をどう捉えるかは人それぞれですが、「悪い」 や 「あまり良くない」 は当然のことながら、1人でも 「どちらでもない」 に付けた時点で、私は 講師の負けだと思っています。

「悪いわけじゃないんだよね?」 と言われる方もいますが、、、でもこれは、悪いとは言わないけれど、プラスの感情を持つことなく 数時間に渡って講義・演習を受けていた方が 2名もいたということ、そして、それに対する抗議の印・・・と 私は考えています。 そうしたことを思うと、正直 何とも言えない気持ちになってしまいます。。。

特に今回は、経験も出身も年齢も 求めていることも異なる 多様な受講者を相手にしているのですから 講師の立場では非常に難しい研修でしたし、そもそも相性のようなものもあるため 全ての人を満足させることは無理なこと・・・そう言われるし、頭では理解しているつもりだけれど、、、やはり 1名であっても微妙な思いで研修を受けさせてはいけない・・・。 研修が終わって そうした葛藤が押し寄せてくるから凹むんですね・・・。

それでも、その他の方々は 「良い」「まあ良い」 に印を付けてくれているし、「とても分かりやすくて勉強になった」 とわざわざ労いの言葉を掛けに来てくれた方もいたくらいですから、、、そうした肯定的に捉えてくれた受講者のためにも、あまりに卑下することはしないようにしないと・・・。

こうした 悔しさ・葛藤・反省 が常に付きまとう仕事をしているため、引きずっていては次に進めないことから 基本的に 1-2日で記憶が消去されてしまうのですが(・・・というより 防衛機制でいうところの抑圧かな?)、、、悔しい記憶が生々しく残っている今の内に 負けを記しておこう・・・今日は自分への戒めのための書き込みでした。