「選択と集中」 という言葉が登場して どれくらい経つでしょうか。 今では、経営用語というよりも、一般的に用いられるような言葉のように思います。

経営資源の限られている中小・零細企業にとっては、限られた経営資源を全方位的に展開するなんてことはできません。 経営資源を分散させずに極力集中させていく ・・・ 「選択と集中」 は、中小・零細企業の経営において、必要不可欠な考え方となります。

しかし、「選択と集中」 のできる企業は少ないというのが実情ではないでしょうか。

それは、「選択する」 ということは、「選択しないもの」 は捨てるということ ・・・ つまり、「取捨選択する」 ということに他なりません。

多くの場合、拾うこはできても、捨てることには中々踏ん切りがつかないもの ・・・ でも、捨てずに拾ってばかりでは、段々身動きがとれなくなってきますね(苦笑)

「選択」 の第 1歩は、「選択しないもの」 を決めることです。 これはないなというものを 吟味して 1つずつ捨てていってくださいね。