平成24年度 中小企業支援担当者研修
「商業診断基礎2 (商圏分析手法)」
日時/   平成23年8月23日(木)~24(金)
主催/   中小企業大学校 仙台校

 

木曜日の午後は座学、金曜日の午前中は演習・・・と2日間に渡って 「商圏」 の講義を行いました。 中々聞きなれない用語や計算式が飛び交う中、受講生の皆様、大変おつかれ様でした。

「商圏分析」 といえば、「商圏強度」 と 「商圏内シェア」 の算出がメインイベントではありますが、実は、そこからどう読み取るのかが最も大切な部分となります・・・演習を通してご理解いただけたと思います。 それでは、読み取るためには・・・と考えると、やはり基本が大切 ・・・ 前段でお話しした 「基本的な知識」 をいかに組み合わせて考えるかが重要になってくるのです。

さて、講義では、極力平易な表現で、とっつきやすく・・・ということを意識しながらお話ししたつもりですが、「商圏」 は日常接する機会が少ないため 少々難易度の高い分野です。 ですから、自分なりに咀しゃくして理解するには、相応に時間も必要です。

今回のカリキュラムでは、基本的な知識 ⇒ 具体的な分析手法 ⇒ ケース演習 ・・・という一連の流れで学んでいただきましたが、今の段階では、なんとなくでも 「商圏分析」 というものを感じ取れていれば合格です。

そこから、必要な用語や計算式は暗記するなど ご自身で復習していただき(・・・効果測定もありますので^^;;)、今回の演習よりも一段上のレベルである 「机上実習」 を取り組む中で、さらなる知識・技能の定着を図っていただく・・・このような流れになっています。

そして、現場に戻って 何回か案件をこなす中で、自分なりの勘所が掴めるようになりますので、慌てずに一歩一歩前進していただければと思います。

それでは、「店舗」 の講義でまたお会いできるのを楽しみにしています!