先週から、各局の情報番組の 「お天気コーナー」 を見ていて、ちょっと嫌な感じになっているのですが、、、それは、「寒波が来ること」 ではなくその伝え方について。

昨年の冬は、雪で車が立ち往生する・町が孤立するなど 災害ともいえるような豪雪であったため、「そうしたことが起きるかもしれない!」 と注意を呼びかけるのは良いのですが、、、なんだか徒に煽っているような。。。

確かに、日本海側の地域や山間部では、昨年の豪雪を教訓に注意に注意を重ねる必要があると思いますが、日本中が災害に見舞われるかのように (興奮気味に)煽っている番組はどうなのかな、、、しかも、それにも関わらず 食糧や燃料の備蓄の呼びかけをしない、、、じゃあ災害ってほどのものじゃないじゃん・・・と、年の瀬にテンション上げてお祭り騒ぎしているだけ? ・・・と呆れながら見ています。

実は、これがモラル・ハザードの状態だったりします。 ・・・突拍子のないことや論理性の欠いたこと を 強く繰り返し言われると、興味を持つどころか逆に無関心な状態に陥ったりします(今の私の状態^^;)

実際のところ、不安定なこの時期の天候なんて どうなるか分からないもので、、、寒気の入り方が少し変われば 影響の出る地域も変わるのだから、自分の地域が確実に安全かといえばそんなことはなく、(可能性は低くても)そうした状況になることも意識して行動することが求められますね。 ・・・今日、やっとそんな解説をする 「お天気コーナー」 を見つけました♪

会社経営においても、「このままでは倒産するかもしれない!」 と従業員の奮起を促しても(=煽っても)、残念ながら 誰もやる気を出しませんね。 「正しい情報を理路整然と伝える」 ・・・特に、危機的状況を回避するには、そうした伝え方を意識する必要があると思っています^^