本日、自民党の総裁選=内閣総理大臣が決まる日ですが、全く興味ありません、、、正直、茶番も良い所なので。 そんなことに時間もお金もさくくらいなら、もっとやることあるでしょうに・・・(苦笑)

さて、どちらが内閣総理大臣になろうとも、消費税 10%への引き上げはなされるようで、それはもう 1年後のことですね。 まだ 1年あるなんて思っている人も多いようですが、、、業界(扱う商材) によっては、対策を始めていなければならなかったりする時期です。

アパレル業界では、例えば、18秋物の売れ残りは 19秋の立ち上がりでキャリー販売できます ・・・しかも、8-9月は駆け込み需要が期待できるので、大目に在庫が残っていても 通常よりさばけることでしょう。 しかし、18冬物をキャリー販売しようとすると、19秋に残暑が続くと敬遠されるし、9月中にさばけないと 10%引き上げ後の消費の冷え込みで大量に残ってしまうことに、、、

となると、18AW商戦は、例えば、秋物は 利益率重視で多少在庫が残っても良し、冬物は オフ率高めでシーズン中の 100%消化を目指す、18AWの利益率は 秋物・冬物のグロスで維持する形にする ・・・といった方向性が考えられますね。 また、19AW商戦は、特に 10-12月は急激に消費が冷え込むでしょうから、それに合わせたお値ごろ商品を確保しようとすると、18AWの未消化在庫をシーズンエンドに安値で仕入れておくことも考えられますが、そのための資金計画を今の内に立てる必要がありますね。

以前から何度かコラムにも書いていますが、、、誰もができる・やって欲しい対策としては、10%引き上げ後の消費の冷え込みを乗り切れるように、今の内から少しでも多く利益を稼いでおくことです。 ・・・特に、秋に売上のピークがくる事業者さんは、来年秋の落ち込みをカバーできるくらい今年稼いでおく必要がありますね^^