「チラシをまいたけれど反応がなかったため、もっと効果的な販売促進の方法をアドバイスして欲しい」 ・・・そういった依頼を受けることがあります。 現地で状況確認すると、そもそもチラシに載せる商品の魅力度が乏しい、、、つまり、課題は 「販売促進」 ではなく、品揃えの見直し、商品開発、価格設定の見直しといった 「販売促進の前段階」 に大きな課題がある・・・そんな支援をすることがあります。

私は、こうした状況でも問題なく対応することができますが、、、よくあるケースとして、販売促進は、経験値が乏しい支援者でもそれなりに対応できるのですが、品揃えや商品開発は、相応の経験値や能力がなければ適切なアドバイスをすることができないのが実態で、、、それでも、一度 関与してしまうと 「できません・分かりません」 では済まないことから、的を外した、あるいは、誤ったアドバイスをしてしまう支援者がいるのが実情です。

実は、そうやってこじらせてしまった支援のセカンドオピニオン的な相談・依頼を受けることもしばしばだったりするのですが、「競合と比較して明らかに見劣る商品」 を毎回推していたり ・・・チラシの見栄えは良いけれど、そりゃ販促効果はないでしょ^^; チラシの作りにこだわる前に商品を何とかしないと! となるのですよねぇ。

ということで、課題の捉え方としては、①魅力的な商品・サービス・場 がある ⇒ ②それを知らせる(販売促進)・・・と 2段階で考えて、①が十分に魅力的なものと思えなければ まずはそこを改善していく必要がありますし、そこはクリアしているとなった時に初めて ②に取り組むことになります。

売上を向上させる手法としてまず目に付くものだし、商品という本質的なものを否定することがはばかられるといった意味合いもあって 「販売促進」 に目を向けがちですが、、、順番を間違えると、何の成果にもつながらないし、場合によっては、悪評を立ててしまうことにもなりかねませんので、ご留意ください^^