仕事上の連絡手段として、かつては固定電話や FAXだったのが、ポケベルが登場し、携帯電話が登場し、多くの人が携帯電話を持つようになるとメールという新たなツールが登場し、さらには、メッセンジャーや LINE等の SNS系の情報ツールが登場し、、、ITの進展に伴い、私たちが利用する連絡ツールは多様化しています。

そうした中で、「電話」 の位置付けが大きく変わってきていることに 気付いている人もいればそうでない人も・・・。

先日の支援でお会いした社長は、コミュニケーションスタイルとして ”話したいタイプ” の方でしたので、電話で話すことが当然と考えていたようですが、、、「電話って、相手の都合を考えずに、相手の時間を一方的に奪う ある意味 暴力的なツールだって気付いてますか?」 との問いかけに とても驚かれていました^^;

もちろん、急ぎの時、失礼があってはならない時、メール等の文面では意図が伝えられない時など、電話でなければならないこともあります。 ・・・でも、これだけ多くのツールがある中で、仕事上のやり取りの一番手に電話を挙げるのは 少々問題があるように思いますね^^;;

電話を架けた相手は、大事な商談中かもしれません、電車や車で移動中かもしれません、長い長い明細を電卓で計算中かもしれません、働きづめの中でやっと取れた小休憩の最中かもしれません、「電話に出なければ!」 と思って電車を途中下車したり、電話に出たことで周囲から白い目で見られているかもしれません、、、

そうした時に、「その程度の話はメールにしてよ・・・」 なんて思われる内容の電話だったら、、、相手の時間を奪うだけでなく、ご自身にとっても知らないところでマイナス評価を受けてしまうことになりますね^^;

電話を架けるときは、「その内容は、電話で伝えるべき内容か?」 と一呼吸おいて考えてからにするのがお互いのためかなと思っています^^