コンサルティングをしている上でのちょっとした気付きや、講演・セミナー情報を書いています。

新型コロナ、、、プロセスを間違えると・・・

今日の東京都内の感染状況で 「東京アラート」 は発令されず、、、「東京アラート」 は、都知事の単なるパフォーマンスの 1つであったことが分かりました。

とにかく前に進めたいこと、進めないと都民の生活が持たないことは分かるし、個人的には あまりに慎重に進める東京都の仕組みに 「なんだかな・・・」 と思っていたので、結果としてはそれで良いと思っているのですが、、、「基準を設けたのに基準通りに運用しない」 ということには 甚だ疑問に感じています。

本来は、基準や運用ルールを見直す ⇒ それを内外に発表する・お詫びもする ⇒ 東京アラート発令せず・・・というのが正しいプロセスですが、、、

今回のやり方は、「自分で作ったルールを守らない」 「都合の悪いことは言葉を濁してうやむやにする」 「結局は自分のさじ加減でやる」 ということを内外に示したのも同じ ・・・残念ながら、もはや都知事の言葉に耳を傾ける必要はないと感じた瞬間でした(※私個人の感想です)。

このように、プロセスを間違えると、結果(行動) に賛同している人でも離反することがありますので、、、自分自身も気を付けたいものです。

2020年5月29日 金曜日

新型コロナ、、、首都圏で解除と思えば、北九州で第2波入口?

首都圏でようやく緊急事態宣言が解除されたと思えば、北九州市で第2波入口と見られる感染状況が確認されており、、、感染状況を鑑みて、観光・学習施設や文化施設等の再休館、市主催イベントの中止・延期、市民に不要不急の外出を控えるよう協力の要請・・・を行うとのこと。

以前の北海道(札幌) と似た感じですからね、、、ニュースを見た瞬間ビックリしましたが、人が動けばそうなるのだろうとまあ納得。

逆算すれば、GW明け、あるいは、5/11からの人の動きが反映されたのだろうことは明らかですが、、、ということは、北九州市だけでなく、そこここで いつそうなっても不思議ではないのでしょう。

今後の経営を考えるにあたっては、いつそうした状況になるとも知れないこと、そして、それに対する支援や救済措置は望めないこと を前提にしなくてはなりませんので、、、再三再四お伝えしていますが、この先も 資金繰りは十分過ぎるくらい厚目にされてくださいね。

2020年5月27日 水曜日

新型コロナ、、、再開の前に検討しておくこと・・・ (後編)

(つづき)

こうした経営環境を踏まえて、再開の前に検討しておきたいことは、、、

① どのくらいの売上・収益が得られれば 事業を続けるか(どのくらいの売上・収益が得られなければ廃業するか) という数値の目安、 そして、 ② その数値をクリアできる見込みがどの程度あるか、 さらには、 ③ クリアしなかった時にどのくらい金銭面で余力があるか ・・・ということです。

①については、固定費から考えた損益分岐点売上を計算します (※ここでは計算方法等は省略 → 個別にご相談ください)。

②については、例えば、30席の店で客席の間隔を空けると 席数は 10席程度、22時までの営業といっても遅い時間の来店は少ないため 席数 8割が 2回転程度、これまでより酒類オーダーは減る・滞在時間も減ることを想定して 客単価 2,000円程度 ・・・というように具体的な数値を見積もっていきます。

そして、この例では、1日売上 3万2千円、25日営業で月売上 80万円となりますが、それで ①の目安をクリアするか、クリアしなければ 何か工夫することでクリアできないか ・・・を考えます。

③については、蓄え、給付金や融資等で得られた金額を把握し、数値をクリアできなかったときに、赤字(赤字累計) がいくらまでなら経営を続けるか(いくら以上になったら廃業するか) の目安を明確にしておきます。

例えば、間隔を空けることを求められれば、今のようなテレワークが継続されれば、大規模集会等が解除されなければ、首都圏からの人が来なければ、外国人観光客が来なければ・・・経営が成り立たない、、、そうした店や会社は非常に多いです。

そうであれば、新型コロナが終息するまでの 1-2年だましだまし耐えるのか、あるいは、移転や業種・業態を変えることも考えなければなりません。 そして、後者であれば、傷が浅い内に決断することが先々の成功につながりますね。

情報番組では、居酒屋では今後の経営が成り立たないと判断して、弁当販売やラーメン店に業態転換、魚屋さんに業種転換、あるいは、廃業を選択した様々な事業者が紹介されていますが、、、そうした大きな決断も含めて、今だからこそ先々のことを考えていただければと思っています。

(おわり)

2020年5月25日 月曜日

新型コロナ、、、再開の前に検討しておくこと・・・ (前編)

緊急事態宣言解除に向けて着々と進められているようですが、、、繁華街等では百貨店や飲食店が既に営業再開しているなど、実態としては既に解除後の生活が始まっています。

この辺りを見て感じることは、、、オープン時は殺到したり行列を作っていても 営業時間中混んでいるわけではなかったり、ガイドラインに沿って間隔を空ける(入場制限をする)・来店客とのコミュニケーションを最小限にするなど 恐る恐るの運営になっていたり、、、これまで通りの営業にはならないということ。

私自身の生活を考えても、これまで食事全体の 2/3は外食・弁当・惣菜の生活だったのが、この 1カ月以上、外食はもとより惣菜・弁当すら買いに行かない生活、、、今、解除されたとしても、たまには惣菜・弁当くらいは食べたいな…と思う程度で、元に戻すつもりはないですね。 ましてや、遊びに行く・飲みに行くとか 目的なく百貨店に行くとか、そうした行動は、安定的に感染が収束していることが分かってからになるかなと思っています。

・・・こうした考えの人は一定割合いるわけで、やはり、客足・消費が戻るのはまだまだ先になることは折り込んでおかないといけません。

また、ガイドラインに沿った営業を考えると、、、例えば、飲食店の席数は良くて半数(場合によっては 1/3程度)、接客が必要な店でもこれまで通りの接客は困難、販促に力を入れても入場制限が必要(販促効果が得られない懸念) など、収益面を考えると 難しい経営を強いられることが想定されます。

(つづく)

2020年5月24日 日曜日

新型コロナ、、、解除の前に準備しておくこと・・・

長らく続く緊急事態宣言。 解除に先立って大阪府では独自基準で営業再開を進め、後追いの形で関西圏の宣言が解除。 そうした状況から、既に首都圏も解除を前提に、さらには、基準の柔軟な運用で解除前倒しとの報も、、、つまり、首都圏の早期解除は決定事項の状況ですね^^;

そうした状況に批判的な意見も多いですが、自粛していられるのは相応に収入を維持できているからで、、、更に長引けばもう生きようがない事業者・個人が多く存在しているのも事実。 そして、そうした人が日に日に増えてきている状況を考えれば、基準を曲解させても解除するというのが本質的なところなのだろう と思っています。 私としても他人事ではなく、今月は家賃も払えない程度の収入しかないため、「もういい加減にしろよ!」 というのが本音だったりします。

さて、早期に解除されるとして、押さえておかなければならないのが、都道府県知事や業界団体が定めたガイドライン。

例えば 東京都では、全国の緊急事態宣言解除後に、都独自の段階的な解除方針(ロードマップ) を示していますが、まずは、そうした都道府県単位の大きな流れや制約条件を押さえること、そして、自身が属する業界が定めた 営業時に必要なより細かなガイドラインを押さえること が大切です。

これらを理解せずに営業を再開してしまうと、、、業界団体や組合等の組織からのお叱り、あるいは、顧客や一般消費者からの苦情・悪い噂の拡散(SNS拡散による誹謗中傷・嫌がらせ等) など、営業再開 即 営業停止に追い込まれてしまう可能性も意識しておく必要があります。

そうしたことも十分にご留意の上で、今の内にガイドライン等を確認し、抜かりなく営業再開に向けての準備を行っていただければと思っています。

2020年5月22日 金曜日

あのレナウンが民事再生・・・

かつて日本を代表するアパレル会社のレナウン。 ある程度の年代であれば、「レ~ナウ~ン、レナウン娘が・・・・」 という CMソングに聞き覚えあるかと思います。

近年苦しい経営状況だったとはいえ、東証 1部上場企業のあの ㈱レナウンが、なんと民事再生法の適用を申請したとの速報がありました!

新型コロナの影響だけではないですが、トドメとなったのは間違いないでしょう。

外出機会が急激に減り(というか無くなり)、楽しく買い物でもという気分になれない世の中、、、アパレル業界では、まだまだこうしたニュースが続くことでしょう。。。

2020年5月15日 金曜日

新型コロナ、、、あなたの言葉は もう届かない・・・

緊急事態宣言が 39県で解除されることになりましたね。

一応、首相会見を見ていたけれど、全く耳に入ってこない、、、信頼できない人の話はこれほど耳に入ってこないものか?? 換気扇の音の方が良く聞こえる! ・・・と、ちょっと笑ってしまいました。

これまでも信頼していなかったけれど、最低限のことはやるだろうくらいは期待していましたが、、、マスクは届かないは 10万円もいつになるのか分からないは。。。

ただ、私が完全にこの人を信頼しなくなったのは、これまでのグダグダな手腕というよりも、緊急事態宣言期限の 1週間も前から延長に言及したから。 「まだ 1週間もあるのに既に投げてる!」 ・・・そうした状況をチクリと刺した県知事もいましたが、私も同じく 「それってどうなのよ!?」 と失望、、、これが完全に見限った瞬間ですね。

場当たり的な発言ばかりで実行力がなく、その上、本気でやろうとは思っていないリーダー、、、そんな人の言葉は、無意識に脳が拒絶してしまうようです。

さて、支援をしていて、意外と と言っては失礼ですが、小さな規模の会社に こうしたリーダー(社長) はいないのですよね、、、そんなリーダー(社長) では、あっという間に倒産するか 社員が去っていきますからね。 ダメ社長でも会社が成り立つのは、大企業ならではの特徴かもしれませんね(笑)

2020年5月14日 木曜日

新型コロナ、、、日常と隣り合わせの怖さ・・・

少し更新が滞っていましたが、、、実は、ちょっと大変なことになっていました。

フェイスブックでは既に伝えていたのでご存じかもしれませんが、、、ちょうど一週間前、急性虫垂炎+腹膜炎で救急搬送され、緊急手術を受けていたのでした (今は無事に退院して 自宅療養しております^^)。

新型コロナの影響で医療体制が逼迫、救急搬送先が見つからないとのニュースを見ていたため、病気や怪我には気を付けて自粛生活をしていたのですが、、、虫垂炎は中々防ぎようがなかったりしますね^^;

振り返ると、119番通報する数時間前から既に虫垂に穴が空き、腹膜炎を起こしてどんどん悪化している状態、、、脳梗塞や心筋梗塞ほど切迫していないものの それなりに緊急事態だったようですが、38.2度あったこともあり搬送先が見つかるまで 1時間10分を要しました。 しかも、搬送先の救命センターで まず肺のレントゲン等を診て、コロナ感染が疑われれば即退去との条件付きで。。。

搬送先でもコロナ感染を診るための検査に結構な時間を要したため、これが脳や心臓の疾患であれば 重篤な後遺症が残るか助からないか、、、虫垂炎(腹膜炎) で運が良かったなというのが正直なところです。

私が都内で救命医療を受けられたことをみても、医療崩壊は起きていない!といえるでしょう。 但し、医療崩壊を起こさないために受入制限を行っているのが実態、、、つまり、これまで普通に治療してもらえた病気や怪我が治療してもらえない、現在の医療技術であれば完治する患者であっても助けられない可能性がある ・・・今はそうした医療体制となっていることを身をもって体験してきました。

新型コロナに感染し重篤化することも怖いですが、私自身、感染しなければ(しっかり対策をすれば) 大丈夫との意識が多少なりともあり、、、でも、普通の病気や怪我で治療が受けられない(助からない可能性もある) 状況となっていることをリアルに想像すれば、自分の日常と隣り合わせの怖さとして感じられます。

こうした状況は新型コロナの治療法が確立するまで続くでしょうから、、、皆さまもくれぐれもお気を付けくださいませ。

2020年5月11日 月曜日

新型コロナ、、、マイナス × マイナス = プラス??

マイナスにマイナスを掛けるとプラスになる。 ・・・子供の頃そう習って以来 そういうものだと思ってきたけれど、、、もしも子供に 「なんで?」 と聞かれても 説明はできません^^;

さて、新型コロナで大混乱となっている教育現場。 こうした時だからこそ既成概念を変える好機・・・と、にわかに 「9月入学・新学期の導入」 が叫ばれ、政府も前向きに検討するとのことですが、、、

学校の問題だけでなく、社会全体の仕組みを変えなければならない一大プロジェクトを、この混乱して疲弊した最中、3カ月程度の短期間で決めて 実施までできるの? しかも、国民や事業者に対する支援もまともにできていない政府がリーダーシップをとって??

全国の知事もマスコミも 「9月入学・新学期」 に賛成多数のようですが、そんなにメリットばかり・国際化の中で急務なこと・・・なのであれば、混乱に乗じて拙速にやるのではなく、きちんと時間を掛けて国民全体で議論を重ねて、確実に成功するようにやれば良いのに、、、

マイナスにマイナスを掛けてプラスにするつもりが、マイナスにマイナスを足して大きなマイナス にならないよう祈るばかりです(笑)

ちなみに、事業展開に行き詰まっている会社を支援していると、突飛な打開策や一発逆転の発想 に、全員が妄信的に飛びつくという現象を見ることがあります。

これは、思考停止(フリーズ状態) に陥った人の典型例ともいえるもので、そうした状態の人たちは、、、突飛な打開策・一発逆転の発想 ほど魅力的に感じる、自分が発案者ではないため責任を感じない(=他人事のような感覚)、今のツライ状態(=打開策を考えなければならない状態)から逃れられる・・・などから、たとえ荒唐無稽なアイデアであっても こぞって飛びつくのだろうと感じています。

・・・フトそんな光景を思い出してしまいました^^;

2020年4月29日 水曜日

新型コロナ、、、なし崩し・・・

【なし崩し】 物事を少しずつ変えていくこと、徐々に変えていってそのまま始末してしまうこと、などの意味の表現。 元々は借金を少しずつ返済すること、徐々に済すことを意味した。 転じて、徐々に進捗している勢いのままに物事を進めきってしまおうとする様子などを指すことが多い。 (実用日本語表現辞典より)

本来は、物事が徐々に進展する様を表す 「良い意味」 で使われるのですが、、、

実際には、徐々に都合良く変えられた、約束がうやむやにされた といった時に 「悪い意味」 で使われることが多いかなと思っています。 例えば、ルールがあるのに なし崩し的に守られなくなった・・・といった風に。

今のところ、そうした使い方は誤用とされていますが、言葉の意味は時代とともに変わるもの、、、そのうち定義も変わるかもしれないですね。

さて、緊急事態宣言の解除が危ぶまれていますが(既定路線?)、、、そうしたことは明言しないまま、政府は経団連に 「5/7・8も休暇とし、5/10まで連休とする」 よう要請したとの報を聞き、「なし崩し!!」 ・・・と思ってしまいました(誤用ですが・笑)

そういえば、数日前から、総理や政府が繰り返していた 「最低 7割、極力 8割」 との言い回しが影を潜め、「8割達成!」 としか言わなくなりましたね。 ・・・これは、正しい意味で 「なし崩し」 と言えるでしょう(笑)

2020年4月24日 金曜日


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