コンサルティングをしている上でのちょっとした気付きや、講演・セミナー情報を書いています。

あのシベールが民事再生・・・

昨夜19時頃、㈱シベール(山形市) が、資金繰りに行き詰まり 民事再生手続き開始の申し立てをしたとの報を聞きました。 ・・・とても驚いて、山形県の知人にメッセージを送ってしまいました。

・・・というのは、シベールは 「ラスク」 で一時代を築いたといっても良いくらいの企業で、当時は全国区、今は知ってる人は知っている・・・という感じでしょうか、、、それでも、山形では知らない人はいないくらいの企業なので、今朝の地元のトップニュースは、おそらくシベール一色となっていたことでしょう。

私がシベールを知ったのはちょうど 20年前、山形出身の先輩から帰省土産でラスクをもらったのが最初。 その後、全国区になった時にテレビで何度か見る機会があり、数年前、山形で支援をしていた頃は、月に数回、お土産に 「ラスク」 を買って帰るのがルーティーンとなっていたものでした。

振り返れば数年前、パッケージがリニューアルされたり ちょっと高級感のある新商品が出されるようになったりした時に、「ちょっと高いかな」 と感じるようになったことと、、、今まで買っていた定番ラスクの品質が落ちたこと ・・・焼き過ぎで焦げた味がするものが混じるようになり、そうしたものが増えて 3-4回続いたことで、私は買うのを止めたのでした。 (ちょうど営業赤字の時期ですね)

・・・聞けば、その頃、出店攻勢や従業員の離職も結構あったようなので、、、「手が回らなくなって品質が落ちたのかな?」 と感じています。

ニュース等では、資金繰り悪化の大きな要因として、「景気低迷による贈答品需要の減少」 を挙げていましたが、、、「それが本質的な理由ではないよね・・・」 というのが 長年に渡ってこの会社の 「ラスク」 を購入してきた私の感想ですね。

これだけのブランドですから、県内企業がスポンサーとなって、もう一度、ものづくり・従業員の就業環境といった基本的なところから見直して、再起を図っていただけることを願っています。

2019年1月18日 金曜日

他人事では済まない世界的な出来事・・・

本日未明、英国議会で、EU(欧州連合) 離脱合意案が反対多数(賛成202/反対432) で否決されました。 既に離脱の手続きに入っており、このまま離脱合意案がまとまらなくても 英国時間 3月29日23時には自動的に離脱されることになるため、、、この期に及んで何やってるの?・・・と、冷めた目で見てしまいます^^;

事の始まりは 2016年6月23日、国民投票で EU離脱が決まったこと。 国民が決めたことなのになぜ未だに揉めているのかというと、離脱支持 51.9%/残留支持 48.1%という僅差の結果、加えて、離脱反対にも関わらず投票しなかった若者層が多いと見られていたり(全体の投票率 71.8%)、今になって離脱の弊害がクローズアップされたり、、、それは話が進まないよね・・・と、乾いた目で見てしまいます^^;

さて、今の我が国の景気(※回復している・景気が良いとの風潮や政府発表) は、良好な世界経済や株高によるところが大きいため(※実際には 既に鈍化していますが)、英国・EUの動向によっては大きな影響を受けることになります、、、3-4月は また世界的な株価の乱高下が起きるだろうな・・・と今から憂鬱です。。。

そして、混乱が生じれば(既に混乱していますが・苦笑) また円高が進むことになり、多くの輸出企業の業績は下方修正、、、つまり、企業業績という目に見える形で景気悪化が示されることになります。 さらに、その頃には 消費税率引き上げもチラつき、消費意欲の減退傾向は加速することになります。

すると、モノは売れない・モノを作る必要がない・・・と、多くの企業の業績が悪化することになります。 しかも、既に賃上げに動いている企業が多いため、売上減少による業績悪化以上に大きなダメージを負うことになります。 それを防ぐために、大手は下請けに今まで以上の値下げ交渉(という名の一方的な値下げ通達) を行うことに・・・。

(そうならないことを願うばかりですが・・・)

「EU離脱って何?」 と 他人事に思っている人も多いと思いますが、「私の会社に関係ない!」 と 言える人はどれくらいいるのか、、、実はそれくらい大きな影響を与える出来事だと 私は思っています。。。

2019年1月16日 水曜日

環境の差 × ハンデ戦

昨日、全国高校サッカーの決勝戦で、青森山田高校が勝ちました♪ サッカーは、日本代表戦さえも見なくなった私ですが、、、実家でたまたま見た試合で 「檀崎、良いねー!」 なんて思って以来、青森山田の試合は見ていたのでした^^

私は、判官びいきというわけではないのですが、屋外のスポーツで雪深い地域の学校が勝つのは、心の底から凄いことだと思っています。

例えば、ちょっとジョギングと思っても、凍った地面や雪の上、吹雪の中では普通に走ることができません。 球技では、ボールの転がり方が全く違います。 強豪校は屋内練習場があるといっても、使用できる人数は限られるため 控え選手や 2軍の底上げは難しいものがあります。 日常生活では、移動時間が掛かるため練習時間は少なくなるし、転倒等によるケガも常について回ります。

こうした地域で生活していない人には中々分からないことですが、雪のない地域に比べると、約4カ月もの間、大きなハンデを背負うことになります。 ・・・なので、青森に限らず、雪深い地域の学校は応援したくなります^^

スポーツとはまた違いますが、、、大学受験の際に そうしたハンデを背負って戦っていたように思います。 例えば、当時、都会では 「●●ゼミナール」 や 「▲▲予備校」 なんかが全盛期で、受験生はこぞって通っていたそうですが、、、当然青森にはありません^^;

参考書を探すのでさえ、市内では地場の書店チェーン 1店のみと限られているし、入荷数も少ないので中々自分に合う参考書を手にすることはできず、、、教科書と数少ないお気に入りの参考書を 隅から隅まで繰り返し読んだものでした。 ・・・数年後、東京の書店で目にしたのは膨大な種類・数の参考書、、、あの時こうしたものがあったらな ・・・と、都会の高校生の生活環境を羨ましく思うとともに、随分と大きなハンデを背負って受験していたのだな と思い知らされたものでした(涙)

今では、予備校のサテライト校ができたり ネットで参考書を買えるようになったりしたので、「その差」 も少しは埋まっていると思いますが、、、大学受験という全国的な戦いの場では、やはり 「環境の差」 というものがついて回るのが実情です。 ・・・そうしたハンデ戦であることを踏まえて、ハンデを背負わないといけない側は、それを跳ね返して勝つだけの努力をしなければなりませんね ~ ガンバレ!地方の受験生^^ノ

さて、コンサルティングをしている立場からすると、経営者自身では気付けないような問題点を指摘し、対策を提案していますので、、、コンサルティングを受けていない経営者は、継続的にコンサルティングを受けている経営者に比べて 大きなハンデを背負っていることになりますね。 ・・・設備や人といった目に見えるものだけでなく、専門的な助言という 「環境の差」 もありますので、、、ご留意くださいね^^

2019年1月15日 火曜日

勤労統計問題・・・

昨日、厚労省が 15年もの間、「毎月勤労統計」 の一部調査を 不適切な方法で実施していたと公表されました。 この統計は、雇用保険の失業給付額等の計算にも用いられており、過少支給額は数百億円規模、対象者は延べ 2千万人に上ると見られているとのこと。

さて、この不適切な方法について、全ての事業所を調査すべきところを 東京都については⼀部の事業所だけ 「抽出調査」 していた、賃金や業績が比較的高水準の企業に調査対象が偏っている可能性がある 等が指摘されていますが、、、何となく、過ってというよりは恣意的にされていたのだろうなと思ってしまいます><

ただ、こうしたことについて、私自身は驚きも怒りもなく、「またか」 と極めて冷めた反応。 ・・・この 2年ほどを見ても何度同じようなことがあったことか、、、その時々でコラムにも書きましたが、国が公表する統計情報はあまり信用できない(信用できなくなった) というのが今の私のスタンスですね^^;

こうしたことを繰り返していることを考えれば、もしかすると、国が公表する統計情報は、「おみくじ」 と同じような受け止め方(=参考にはしても 真に受けてはいけないもの) で良いのかもしれませんね^^(皮肉を込めて♪)

2019年1月11日 金曜日

頑張るべき時に頑張らない人の根底にあるもの・・・

この時期になると耳にすることが多くなるキーワードが 「受験」、、、遠い昔の記憶が断片的に思い出され、何となくゾワゾワした心持ちになります^^;

私は、当時、市内に普通の男子が行ける私立はなかったため 高校は県立 1校のみ受験(※男子が受験できる私立は、ビーバップハイスクールに出てくるような不良の高校のみ^^;)、 大学は お金の掛かる私立に行くほどの理由は無かったため 国立 2校のみ受験、、、共に浪人の選択肢も無かったため、それは勉強したものでした。

受験を控えた子供たち(&その親御さん) のほとんどは、「今、頑張らないでいつ頑張るのか!」 というくらいに頑張っていることと思います。

企業経営においても、そうした 「頑張りどころ」 というものがありますが、、、分かりやすいのが、資金繰りに窮している時(先々窮するのが分かった時)。 ・・・運転資金が不足すれば、当然商売が続けられなくなるため、正に生死をかけた頑張りどころなのですが、、、実は、それでも頑張らない経営者を何人も見てきています。

それは、「諦めているから頑張らない」 のではなく、そのほとんどが、資金繰りに窮するとどんなことが起きるのか理解できていない、あるいは、何とかなると思っている(今までも何とかなった経験がある)、、、つまり、「想像力の欠如」 と 「成功体験の弊害」 が根底にあると感じています。

多くの場合、こうした危機的な状況に際して、メインバンクが追加融資してくれたことで生き延びてきたのが実情ですが、、、今の時代、よほど担保余力がなければ これまでのような追加融資は期待できないため、そうした会社の向かう先は推して知るべし・・・でも、想像できないのでしょうね^^;;

想像力のある経営者、成功体験に縛られない経営者は、追加融資で生き延びた後は、次はそうした状況に陥らないよう、あるいは、次は融資を断られる可能性も考え 業績回復に必死になるのですが、、、そうした経営者はあまり多くはないのが実情ですね。

体験していなくても 想像すれば(調べれば) 分かることがほとんどです。 過去の体験が通用しないほど速いスピードで時代は変わっています。 想像力を働かせて先々を予見し、成功体験にしがみつくことなく経営していただけることを願っています。

2019年1月09日 水曜日

青森駅周辺 2019

今日、久しぶりに青森から東京へ帰ってきました。 一面真っ白な雪の世界にいたので、青空の下、普通に歩けることがちょっと不思議です^^;

青森駅2019冬-2 青森駅2019冬-1 青森駅2019冬-3

今年の青森は、日本海側は暴風雪で大変そうですが、青森市は例年よりも雪は少な目、、、ほぼ毎日 2時間ほど雪かきをしていましたが、屋根の雪下ろしはしなくても済むくらいでした。

ただ、年平均はそれほど変わらないでしょうから、これからが雪本番となるのかなと思っています、、、それほど雪が降っていない地域の方はご注意くださいね^^;;

2019年1月07日 月曜日

「福袋」 で思うこと。

今年は、1月1日をお休みにしている店が多く、初売りは 2日が多かったような印象を受けました。

そうしたことに関連して、「今の時代、正月くらいは休むべき!」 ・・・なんて、特に若い人と思しき SNS投稿をよく目にしますが、、、これだけ個性を重視する時代、選択肢の増えた時代にあって、なぜ元旦を一律に休業することが求められるのか、ちょっと疑問に感じています。

そして、元旦が休業日だからといって休んでいるわけではなく、翌日からの初売りの準備で大わらわだったりするので、、、まあ、●●教育の成果として、表面的にしか考えられない人が増えたのだろうと 自分を納得させています^^;

さて、アパレル業界の裏事情として、「福袋」 = 基本的には売れ残り商品の詰め合わせ販売・・・といった位置付けのものとなります^^;;

ただ、「売れ残り」 にも色々と意味合いがあって、、、人気がなく売れ残った商品だけでなく、良い商品なんだけど 展開時期が遅かったことで売れ残った商品、上代設定が髙かったことで売れ残った商品、数が足りず全店展開できなかったことで引き上げた商品、ロット違いで微妙に色が違ったことで店頭に出せなくなった商品・・・等々。

それに、店にとっては売れ残りでも、私にとってはお気に入り! という商品もあるし、上代設定が高くて売れ残った商品などは中々の当たり商品ですので、一概にネガティブな意味合いの 「売れ残り」 ということでもなかったりしますね^^

それでも 実体験としては、ここぞとばかりにとんでもないデザイン・色の商品を入れたり、2点当たり・4点ハズレなんて 商品を選別しながら袋詰めしたりもするので、、、私は アパレル関連の 「福袋」 はお勧めしておらず、セールの際に 一つひとつ商品を見ながら購入する方が良いかなと思っています^^

2019年1月03日 木曜日

2019年は、大きな変化への対応が求められる一年となります。

いよいよ新しい年が始まりました。 期待か不安か ・・・個人的には少し後者寄りと思っているのですが、、、今年は、以前から気にしていた大きなイベントがあります。

● 2月1日 ・・・ 日・EU経済連携協定(EPA) 発効
● 4月1日 ・・・ 有休取得の義務化
● 5月1日 ・・・ 元号変更 (新元号 4月1日公表)
● 10月1日 ・・・ 消費税率 10%への引き上げ (軽減税率対象品は 8%)

このようなイベントに対して、対応を考える・準備する等に相応の時間が掛かりますので、実際には その数カ月前には動き始めていないといけませんね。

例えば、消費税率 10%への引き上げへの対応ですが、10%への対応だけであれば 「これからボチボチ考えよう!」 でも大丈夫ですが、、、経過措置への対応が必要な事業者は、急いで準備を進めないと上手く対応できなくなる恐れがありますね^^; (※経過措置による販売期限は 3月31日です)

例えば、有休取得の義務化への対応について、有休取得率が低いだけであれば、これから対応を考えれば十分に間に合いますが、、、有休を与えていない・就業規則がない・労働条件を明示していないといった事業者は、残り 3カ月でどこまで対応できるか・・・といった切羽詰まった状況にあったりします (本人はそうした状況に気付いていないかもしれませんが^^;;)

ほとんどの事業者は 複数のイベントが関係してくるはずですし、事業者それぞれで 対応が必要な事柄が大きく異なりますので、、、よくよく考えながら計画的に動いていただきたいと考えています。

ご自身で考えることが難しい場合には、お気軽にご相談くださいね^^

2019年1月02日 水曜日

2019年新年のご挨拶

賀詞2019

2019年1月01日 火曜日

社会保険の加入逃れ 防止対策・・・

2018年3月末時点で、約 42万社が社会保険(厚生年金・健康保険等) の加入逃れをしていると推計されるなど(厚労省調査)、 未だ数多くの加入逃れがある中で 厚労省が対策に乗り出しました。

具体的には、来年度から、日本政策金融公庫 と 沖縄振興開発金融公庫が、「厚生年金等の社会保険への加入手続き」 を融資要件にするとのこと (※全ての融資ではありませんが)。

こうした動きよりも前に、例えば、東京都の助成金等では、都税の滞納がないこと(納付書の控えの提出) を応募要件としていたり、、、建設業界では、社会保険の未加入業者は、公共工事の受注で一次下請け契約ができなくなったり、入札で不利な扱いを受けたり ・・・加入逃れ撲滅の包囲網は年々狭まってきていますね^^;

こうしたことに対して、「小規模零細いじめ」 と捉えられる経営者もいると思いますが、、、まあ、加入逃れ=法律違反の状態だし、従業員を雇っている会社では 従業員が不利益を被っているわけだし・・・。

今後、全ての金融機関の融資要件として、社会保険の納付、三六協定の順守、障害者雇用の履行、税金の納付等を義務付ければ(法的に強制すれば)、中小企業や雇用にまつわる様々な問題が解消に向かうかも??

・・・あまりに問題が解決しないと そんなことにもなりかねないので、法令順守を心がけましょうね^^;;

2018年12月29日 土曜日


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