コンサルティングをしている上でのちょっとした気付きや、講演・セミナー情報を書いています。

復興支援の難しさ・・・

少し前の話になりますが、西日本豪雨からちょうど 1年が経ったとの報道がありましたね。 被災地や災害との距離感で感じ方が変わるとは思いますが、おそらく多くの人は 「そういえば・・・」 という感じで思い出したことでしょう。

被災された方が入居する仮設住宅では、広島では 7割、岡山では 8割以上の方が未だ入居されていると報じられるなど、まだまだ復旧・復興できていない状況がありますが、、、やはり離れた地域ではそうした状況が伝わってこず、1年といった節目の報道でやっと思いを馳せることになります。

私は東北に縁があり復興支援にもたずさわっているため、岩手・宮城・福島の復興状況は常に気に掛かっていますが、、、そうでない人からは 「まだ復興していないんだ!?」 と驚かれることもしばしば・・・。

こうした被災地や災害との距離感で感じ方の違いが生じるのは当然のことですが、、、それが、被災者(被災地) を孤立させることにつながっていたりするのも事実だったりします。

そして、復旧・復興が進まず 徒に時間が掛かってしまうと、「もう〇年も経つのに、まだ復興してないの!?」 と批判めいた声も聞かれるようになるため、、、どんな事情があるにせよ、時間が経てば経つほど復旧・復興が難しいものになっていくのです・・・。

そうならないためにも、とにかくスピード感を持って、語弊があるのを承知で言えば、多少無理矢理にでも進めていく・早い段階で形にしていくことが必要なのかな…と思っています。

2019年7月14日 日曜日

富岡町(福島県) に行ってきました・・・

ここは、福島県の太平洋沿いにある富岡町。 2017年10月21日にここまで常磐線が復旧したため、東京方面からは 「いわき」 まで急行できて、各駅に乗り換えて富岡まで来られるようになりました。

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この辺りの復旧が進まないのは、やはり原子力災害の影響。 大丈夫だと言われても、目に見えないものなので万人が受け入れるわけではなく、、、どうしても風評被害等も出てしまうため、戻るのに躊躇される方が多くいます。

また、県外の人が、何か地元のものを買って貢献できればと思っても、地元のものが売られていない(作られていない)、、、様々な悪い要素が絡まって、中々復興が進まない悪循環の真っただ中にあります>< (飲食店は、さくらモール内に数店営業していたのでランチを食べてきました♪)

とりあえずは除染、津波被害も大きい地域なのでハード面の復旧・・・そうして安心して住めるようになって帰還・・・と、まだまだ復興途上であることを実感した富岡町でした。

2019年7月12日 金曜日

自信がない方へ・・・

この仕事を 14年ほどやっていると、様々なタイプの方々とお会いします。

初めてお会いする方がおそらく 6割以上、、、初めましての挨拶から始めて 90-120分の間に、現状を聞き出し、課題を設定し、優先順位を見極め、解決策を提示するところまで行うのが私のコンサルティングのスタイル。

ですから、初見で様々なタイプの方に対応できるような、あまり話したくないことも話してもらえるようなコミュニケーションスキルは持ち合わせていると思っています・・・というのは、自己PR 込みの外向きの自己評価。

正直にいえば、人というのは千差万別、同じようなタイプはあっても 誰一人同じではないし、同じ人であっても、時期や状況が違えば別人のようなことがあります。

人と相対するというのは、特に最初に失敗すると その先は何をやってもダメということもある怖いものだし、上手くいったとしても、今回はたまたま波長が合った、相手が話してくれたので助かった・・・と思うことばかりで、いつまでたっても自信を持って接することができないのが正直な自己評価。

それでも、自信がないから、どなたに対しても誠心誠意 相対するようにしているし、相手の言葉だけでなく、表情、姿勢、声色、目や手の動き等々を注意深く観察するし、瞬時にタイプを読み取るよう訓練もするし、、、自信がないから、結果として上手くいっているということなのでしょう。

ですから、私自身は、自信を持って接するようになったらヤバイと思っているし、、、自信がないことは弱みではなく、むしろ成果につなげるための重要な要素だと思っています^^

2019年7月11日 木曜日

支援成果が見込めないのは どのような事業者? (つづき)

「やる気がない事業者」 も支援成果が見込めないと思われがちですが、、、私が支援してきた経験でいえば、実はそうでもなかったりしますね。

例えば、お客さんが来ないことで 「やる気がない」 状態になったのなら、「こうすればお客さんが来る!」 と思えるような提案ができれば、やる気は出てくるもの。 以前、お客さんが来なくて在庫の山だったところに、POPを作って店頭陳列したら あっという間に人だかり、、、「ちょっとした工夫と意欲で変わるものでしょ^^?」 というのを目の当たりにすると、「次はどうしたら良い?」 とやる気になった事業者さんがいました。

例えば、山のように仕事が溜まるのが常態化したことで 「やる気がない」 状態になってしまった事業者さんには、やることの優先順位をつけ、それぞれに時間を設定し、一覧表を作ってから仕事に取り掛かってもらうと、、、思っている以上に進捗が早く、あっという間に山はなくなりました。 まず取り組むのではなく、①こうやって管理表を作って、②時間を意識しながら順番にこなしていって、③一覧表で進捗を管理しながら進めていく・・・というやり方を実践すると、それほど混乱しない・山積みにならないことが理解でき、みるみるこなせる量が増えていきました。

精神的な面に理由があるなら、励ましたり叱ったり、ただただ話を聞いてあげるだけでもやる気が出てきたりしますので、、、実は、「やる気がない」 というのは、支援をする上でそれほど大きな問題ではなかったりしますね。

それに、本当に 「やる気がない」 なら潰れていくしか道はないですからね、、、どこに 「やる気スイッチ」 があるか分からない時の最終手段は、あとどれくらいで破綻するかを 数値でシミュレーションしながら具体的な時期を示し、「やる気を出さずにこのまま潰れるか、最後に一緒に頑張るか選んで!」 と迫る ・・・というやり方もあります^^;; (ご参考まで)

2019年7月07日 日曜日

支援成果が見込めないのは どのような事業者?

事業者支援をしていて、この支援は全く意味がないのだろうな・・・と感じることがあります。 先日も 30秒でそう感じたのですが、、、ということで、支援成果が見込めないのはこのような事業者! というのを挙げてみようと思います。

● 第3位 : 良かった頃の話を嬉々として話す事業者
  別名 「バブル症候群」 と揶揄されたりもしますが、、、バブル時代を体感した男性に多かったりします。 基本的に、努力すること・継続することが難しく、良い時代のことを思い起こしては悦に入るタイプですので、地道な努力の積み重ねが求められるような改善には不向き、、、でも、多くの場合、地味な努力が必要ですからね^^;

● 第2位 : 人の話を聞かない(聞けない)事業者
  男女問わず、自信過剰な人に多かったりします。 結果が伴っていればそれでも良いですが、業績悪化で資金繰りに窮していて尚 人の話を聞かない(聞けない)人って結構いるのですよね。 特に、自身のやり方が否定されるようなことを言われると、キレるというかヒステリックな反応を示すのも特徴だったりしますね^^; 今どのような状態なのか、なぜ専門家が来ているのかが理解できていない、、、つまり、客観的に物事を考えられないということにも通じますね。

● 第1位 : 支援時間を確保できない事業者
  支援して欲しいと言いながら、支援を受ける時間が確保できない人って意外と多かったりします。 危機的な経営状態なのに、1時間も経たない内に 「もう行かないと」 と席を立つような人もいるのですが、、、それでは 現状把握のさわりで終了です。 単純な相談事なら 30分でも十分ですが、現状や課題(テーマ) に応じて時間を確保してもらえなければ、成果につながるような踏み込んだ助言はできないのですよね。 さらに、助言ができても、改善に取り組む時間がない…となるので、支援を進めていったところで成果は得られませんね。 また、いつまで経っても支援日程が決まらないようなこともありますが、、、会えないのだから当然成果も見込めませんし、その先も推して知るべしです^^;
  いずれも、大切なことのために時間を捻出できない、、、つまり、日々の業務の中でも、大切なことなのにやれていない、何が大切なのかが分かっていないといったことにも通じますので、そうしたことが業績悪化の根っこにあったりもしますね。

こうしたことが複数当てはまっている方も珍しくないのですが、、、もしも 1つでも当てはまる方がいたら、重々お気を付けくださいね^^;;

2019年7月03日 水曜日

Win2007 終了まで約半年です!

今日は早起きして、ノートパソコンの OS を Windows7 → 10 に アップグレード作業をしました^^

元々 8 だったのをダウングレードして 7 にしたパソコンだったので、それだと 10 にはできないので、7 を 8 に戻して更新作業をし、それから 10 にするという手の込んだもの、、、いつ止まるかとハラハラしながらの作業でした^^;

OSアップデート1 OSアップデート2

元から使っていたソフトが 2つ使えなくなったけど、office は元の 2010を再インストールして使うなど、意外と使えるソフトがあって助かってます♪

Windows7 のサポート終了は 2020年1月14日まで・・・と、残り約半年と迫ってきましたので、今お使いのパソコンが Windows7 の場合は、それまでにどうするのか考えておかなければなりませんね。

ちなみに、このノートパソコンは 外出時用のサブ機であり、そこそこのスペックもあるのでアップグレード対応にしましたが、メインのデスクトップはちょっとスペック不足を感じるので、買い替え予定です。

特に複数台持っていると、結構な費用も時間も掛かるので、早目に考えておきたいですね^^

そうそう、Office2010 のサポート終了は、2020年10月13日までですので、こちらへの対応もお忘れなきよう。

(7/3追記)
何度か使ってみると、Windows10 は立ち上がりが速いなどとても使い勝手が良いですね^^ メモリを 4G × 2 にして、バッテリーも新しくしたので、生まれ変わったように快調に動いています♪

 

2019年6月30日 日曜日

いつでも一期一会・・・

今日は、この 3カ月ほど、仕事でご一緒していた方々とお会いする最後の日でした。

普段の専門家派遣等の仕事とは違って、週 3-4日お会いして、仕事だけでなく バカバカしい話をしたり ご飯を食べたりと 接する機会が多かったので、そうした相手がいなくなる、そうした日常がなくなる というのは やはり寂しいものがあります。。。

この仕事をして 14年ほど、学んだというのか身に付いたのが、人との出会いは 「一期一会」 と思って接すること。

専門家派遣は、その多くが 1-2回、あるいは数回程度の出会い。 その数回が積み重なって 1-2年継続することもありますが、ほとんどは そう何回も続くものではありません。

長年続く中期的な支援であっても、お別れは突然やってくるもの。 例えば、3年に渡り毎月訪問していた企業で、「また来月!」 と笑顔でお別れしたけれど、その後、支援機関の職員と社長が揉めたことで 突然の派遣中止に・・・なんてこともあります><;

振り返れば、きちんとお別れの挨拶をすることの方が少なく、あれが最後のお別れだったな・・・と後になって思うことばかり。 ・・・そんなスタイルで仕事を続ける内に、常に 「これが最後の出会い」 と思って接する習性が身に付いていったのでした。

お別れを言えるような別れ方ができたのなら、それは上々の出会い。 でも、多くはそうではないはず。 だから、「明日」 や 「また」 と思わずに、毎回、毎回の出会いが最後と思って接すること、、、そうすれば、日々の言動や考え方も変わって、何かこれまでと違ったものが見えてくると思っています^^

2019年6月28日 金曜日

誰から買うかが大切だったりします・・・

私は普段買い物をする時、商品や品質を吟味したり、他店との価格差やコスパ等も考えながら、いわゆる市場調査をしながら買い物をしています。 この辺り、職業柄染みついた習性もあるため 自分でも呆れるところがあるのですが・・・^^;

そうした中で、割と決め手になるのは、店主や店員だったりしています。

店を見れば店主の想いや姿勢が伝わってくるところがあるし、最終的に商品を受け取る店員の態度によっては、気持ち良く帰れたり 後味悪く帰ることになったり・・・。

例えば、品揃えが良いからここを使う、美味しいから・安いからここで買う、店の雰囲気が良いからここに来る ・・・と一時はその店を利用するけれど、店員の態度が悪かったりする店からは 段々と足が遠ざかっていくものですね。 知らず知らず、どこか他にないかな? と他の店を探すようになります^^

特に、繰り返し使うようなものを買う場合は、それを目にする度に腹立たしさが込み上げてきたりするので、、、消費してすぐになくなるならまだしも、大切に使いたいと思うようなものほど、私は誰から買うのかが大切だと感じています。

提供する商品・サービス、あるいは、店の雰囲気にこだわりがあるのに、なぜか顧客が増えないという店は、お客様にどのように接しているのかを改めて考えてみていただければと思っています。

2019年6月23日 日曜日

老後資金 2,000万円問題について・・・

「夫婦が老後 30年生きるためには、老後資金が 2,000万円足りない」 とした金融庁・金融審議会による報告書を、財務・金融担当大臣が受け取らないと発言したことに端を発した一連の騒動、未だ沈静化せず 連日報道されていますね^^;

個人的に思うのは、何をそんなにモメているのか、老後資金が 2,000万円足りないというのは、もう何年も前からの常識ではないか?・・・ということ。

私が AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会資格) の資格を取ったのは 2001年のこと。 その頃から、年金支給額の減額や支給年齢の引き上げによって、年金に期待するのは厳しい、、、だから、老後資金は確保しておこうね! と FP業界では当然のことのようにいわれていました^^;

金額については、持ち家かどうか、生命保険等の金額、扶養者の有無 等々によっても変わってくるけれど、ざっくりと 1,500万 とか 2,000万と言われていましたね。

報道では、色々文句を言う人がいたけれど、「ねんきん定期便」 を見てちょっとイメージすれば、月々の不足額はすぐに分かるもの。 ・・・仮に 月 5万円不足するとして、×12カ月 × 30年 と電卓をたたけば、1,800万円老後資金がないと困ったことになる というのは小学生でも分かる話ですね^^;;

毎月いくら不足するのかは、働けると見込む年齢や生活水準、あるいは、国民年金か厚生年金か等々、個々の事情で変わってくるものですが、多くの人は毎月不足が出てくることになるのでしょうね、、、ということを理解するのが一番であって、必ず 2,000万円不足すると決めつけるのはおかしいとか、投資を推進するためのプロパガンダだ ・・・などと騒ぐのは、論点が違うと呆れて見ているのでした^^;

「資金繰り」 の意識がなく続けてこられた事業者への支援でも、こうした先々の資金不足を理解できない場合が多いのですが、、、会社員になるにしても起業するにしても、子供の頃からのお金にまつわる教育は必須だな・・・とつくづく思うのでした^^;;

2019年6月19日 水曜日

魚を与える × 魚の獲り方を教える (後編)

(つづき)

典型的なのが、補助金・助成金の申請支援。

資金繰りに余裕のない事業者には まず資金が必要 ・・・ということで、補助金・助成金を紹介するのは良いと思います。 そして、申請の仕方を教える、採択されるためのポイントを教えるというのも良いと思います。 しかしながら、「支援者が申請書を作成する」 という支援の仕方は、私は “下の下” だと思っています。

事業者は資金を手にできるし 支援者に感謝するし ・・・と 一見上手くいったように見えますが、、、事業者には補助金・助成金を手にするためのノウハウが蓄積されないため、次に同様の補助金・助成金が出ても、自身でそれを得る術を持ちません。

申請書を作ってもらって採択された = 短期的には成功といえますが、中期的にはどうでしょうか?? こうした支援をしていると 事業者はいつまでたっても自立できず、その内、予算や異動等で支援できなくなるのが目に見えていますので、、、

支援者は、金・物を与えるだけの支援ではなく、仮に短期的に成果が得られなくとも中期的には成功 ・・・といえるような支援を意識していただきたいと思っています。 そして、事業者は、その支援の受け方が 「自立する上で役に立つか」 を考えながら支援を受けていただきたいと思っています。

昔からこんな戒めがありました、、、魚を与える(獲ってもらう) のではなく、魚の獲り方を教える(教えてもらう) ・・・という意識が大切ですね^^

(おわり)

2019年6月16日 日曜日


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