約束を守らない人って、やっぱり信頼されませんよね。 あの人はいつも時間を守らない、言ったことをやらない等々、、、面と向かって非難されなくとも、約束を破られた相手は何かしらの感情を抱いているものです。

以前、経営状態を聴くと、「資金繰り大丈夫?」 と 不安を覚える事業者さんがいました。 そこで、資金をどう手当てするのか率直に聞くと、「支払いを待ってもらうので大丈夫です」 、、、あっけらかんとそう答えました。

詳しく聴いてみると、取引先は 親戚筋など特別な関係ではなく、こちらを気に掛けてくれているだけとのこと。 つまり、いわゆる 好意に甘えている状態、もっといえば、好意を当てにして事業を続けている状態 ・・・ということが分かりました。

支払いを待ってもらいながら 約束の日に全額支払わず、その上でまた翌月も支払いを待ってもらおうとしている、、、さて、この取引先は、この事業者のことをどう思うでしょうか?

「取引先にそんなことしませんよ!」 と言われる方は多いと思いますが、金融機関に対しては 同じようなことをしている場合がありますね、、、たまに見かけます。 さて、金融機関の担当者は、そうした事業者のことをどう思うでしょうか??

特にお金に関わることで約束を守らないと、一発で関係が壊れる可能性もありますので、、、お金に対して少しルーズに捉えている方は、くれぐれもご留意いただければと思います。