「小規模事業者持続化補助金」 とは、

小規模事業者が、商工会・商工会議所と一体となって、販路開拓に取り組む費用を支援するための補助金で、複数の事業者が連携した共同事業、海外展開や雇用対策に取り組む事業、移動販売などによる買い物弱者対策に取り組む事業については、補助上限額を引き上げより重点的に支援する。 また、業務効率化・生産性向上に向けた取り組みについても支援の対象としている。

補助率は、補助対象経費の 2/3以内で、補助上限額は、50万円・ 100万円(雇用増加・海外展開・買い物弱者対策)・ 500万円(連携する小規模事業者数による)の 3種類。  (中小企業庁ホームページより抜粋・一部加工)

例えば、商店を営む個人事業主が、集客のためにチラシを作成して新聞折り込みをするとか、視認性をあげるために大きな看板を設置するなどのためにかかる費用が 75万円だったとして、その内の 2/3を補助してくれる(=50万円貰える) というようなものです。 他にも、製造業の事業者が、自社商品をPRするための営業ツールやホームページを作成する費用など、対象となる経費はとても幅広いものとなっています。

ちなみに、小規模事業者とは、常時使用する従業員の数が、卸売業・小売業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)では 5人以下、製造業では 20人以下の事業者のことを指しますので、多くの事業者が申請できる補助金になっています。

(つづく)