今週は、長時間の研修が 2本(4日間) という久しぶりにハードな 1週間。 帰路、電車に乗っているうちは元気でしたが、駅を降りた瞬間に蓄積した疲労が噴き出してきたようで、、、足取りも重く 中々家に辿りつけませんでした(汗)

岐阜での研修はまた書くとして、まずは昨日の中小企業診断士養成課程の研修について。 ・・・と思いましたが、、、差し障りがあることばかりで、タイプする指がピタッと止まってしまいました(苦笑)

まあ、最後に 2日間のまとめのようなポイント解説をしていたときに、前日や朝の状況とは異なり、画面を真剣に見ていたり、メモをとったりしていた受講者が随分多く目に入ったので、相応には学んでもらえたのかなと安堵。 終了後に質問に来たり、わざわざ感想を伝えに来てくれた受講者も複数いたので、全力で伝えた甲斐がありました。

その一方で、最後まで納得していない顔の受講者もいましたし、残念ながら突っ伏して寝ていた受講者もいましたね。 講師業は、全ての人に満足してもらえるのは不可能、、、そもそも全員が同じモチベーション、同じ目的で受講していないから。 だから、嫌な態度が目に入っても、気にとめない・流すことが鉄則ですが、、、個人的には、中小企業診断士養成課程ではそれをしたくないと思っています。

なぜなら、学ぶべきことを学べていない受講者は、「使えない診断士」 に一歩も二歩も近付いたということになるから。

中小企業診断士には、(補) もなければインターンもなく、独占業務もありません。 1年目も 10年目も関係なく、資格を名乗った瞬間に 自身の言動や成果だけで評価される資格といえます。 ですから、養成課程で十分に学べていない受講者は、卒業したら経験を積みながらしっかり学ぶなんて悠長に考えている受講者は、卒業後まもなく、「診断士のくせに・・・」 と周囲から冷たい目で見られる未来に近付いているといえます。 ・・・資格さえなければ、優秀な人と評価されたのでしょうけどねぇ。

数多くの活躍する卒業生とともに、組織の中で肩身の狭い思いをしている卒業生、在校中の人脈を活かして仕事をしたけど 「あの人使えないよね」 と噂話に登場する独立系の卒業生、、、受講者は、光と闇が確実に存在しているという事実を 真剣に考えてみた方が良いかなと思っています。

はっきりいえば自業自得なのでしょうけど、闇の方に進んでしまった卒業生は 結構悲惨な状態ですよ。 ・・・ですから、私は、中小企業診断士養成課程は どちらの世界に行くのか綱渡りの半年だと感じているとともに、闇に転げて不幸な人生を送る受講者を 1人でも減らしたいという想いで、敢えて厳しい態度で臨んでいます。

残りの受講期間、さらに学ばなければならないこともありますが、これまで学ぶべきことが学べていないのならば、それを補わなければならないということにもご留意いただければと思います。 全ての受講者が、幸せな未来に近付いていくことを切に願っています。