何やら 景気は回復しているとの報道が増えており、報道統制でもあるのかと疑いの目で見ていましたが、、、先月は あのシャープ(株) の減資、そして、私の古巣の大リストラ敢行、今月になって 出版取次 4位の栗田出版販売(株) の民事再生、そして、植物工場で脚光を浴びた (株)みらいの民事再生、、、最近の私の仰天報道ベスト4 です・・・(汗)

つい先ほど、(株)みらい民事再生のニュースを見ましたが、業容拡大を見越して 2014年に増設した第2工場が 安定稼働できなかったことが主因とのこと。

成長期は、設備・材料・商品・人など 先行投資が必要ですので、見通しが甘かったり 思惑通りに進まないと、一瞬にしてポキっと折れてしまうことになるのですよね・・・。 もちろん上手くいっているからこそ先行投資をするのですが、それが息の根を止めることにつながりかねない 危険と背中合わせの時期だったりもします。

先日の支援でも、見通しの甘過ぎる夢色プランで工場新設に動こうとしていた経営者をいさめたところでしたが、成長期だとつい気も大きくなるのでしょうか、、、成長期の会社の皆さま、重々お気をつけくださいませ。

野菜工場については、魅力的な商品ではあるけれど、値段が少し高いので購入者(スーパー・ホテル・飲食店等) としては今一使いづらいし、補助金等がなくなったときに 純粋な営利企業として成り立つかどうか 正直難しいとも思っていましたが、、、でも、産学官連携も積極的だし 誰も金融支援してくれなかったのかなぁ・・・ と少々不可解な感じもしています。

みらいさんには見学や取材もさせていただいたし、玉川大学にも行って野菜工場の勉強を随分していたので、ちょっとショックが大きい倒産報道でした。。。