解釈が加わった情報には、注意が必要です。

最近、人(組織体制) に関わる相談事(支援) が重なっているため、労働者や労働環境、人事・組織 というキーワードには とても敏感に反応するようになっています(笑)

そんな中で気になるニュースを発見。 それは、昨日 Yahoo! トピックスに挙がった 「自営業者減少の受け皿に=非正規増加の原因分析―厚労省 / 時事通信 1月30日(金) 16時56分配信」 という記事。

読まれた方も多いかもしれませんが、この記事のまとめの部分に、「減少した自営業者・家族従業者の受け皿となる形で 非正規の人数・割合が拡大していることが確認できた」 とあるのですよね。 非正規増加は、自営業者・家族従業員の受け皿になっているから って、、、何だか違和感がありますね。

普通に考えれば、女性や高齢者のパート増加(所得獲得のため)、定年退職後の再雇用の増加、規制緩和による派遣社員・契約社員の増加、固定費削減・雇用調整のため、夜間営業等の拡大、コンビニ・ファーストフード等非正規主体業種の拡大 などなど、実体験でも分かるような見解が色々出てくると思いますが、、、

そうした一般的に理解できる見解以外に 「新たな事実」 が分かったのかな? ・・・そう思って、この記事の元になっている 厚労省発表の 「労働市場分析リポート」 を読んでみました。

すると、、、「自営業者・家族従業員の受け皿になっている」 などという見解は、どこにも書いてないのですよねー(汗) 私が見ているレポートが違う? レポートには書いていないけど 厚労省が記者会見で言った?? など自分を疑ってみましたが、、、やはり、このレポートをどう読んでも、そのような見解には至らないと思うのですよね・・・。

ということは、、、厚労省の見解ではなく、時事通信の記者さんの見解ということなのでしょうかー??

ただ、現状では、Yahoo! の記事を基に あちらこちらに転載され広まってしまい、厚労省が悪者になっているようですが (役人は分かっていない・こんな分析は税金の無駄・・・等々)、、、それはちょっと可哀想ですね・・・。

ネットの情報は正しいことも多いけれど、誰かの解釈が加わったもの(個人の見解)とか、真偽も分からず実しやかに書かれたものとか、、、結構怪しい情報って多いものですよね。 それでも、そうした情報を真に受けて 誤った情報を再発信したとしたら、それは再発信した人の責任ですね (Twitter や FB が登場してから そうしたことがとても多くなっているように思います)。

情報社会とはいえ、誰かの情報を利用(活用) するだけではなく、自分の目で一次情報に触れて 考えてみることも大切ですよね。 そんなことを実感した記事でした。


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