昨日 Yahoo! のトップ記事を読んで衝撃が走りました。 百貨店で 人気ブランドの偽物商品を販売 ・・・ 信頼が命綱の百貨店で なぜそんなことが???

百貨店では通常、ブランド品は、正規の代理店を通じて 個別の売場で販売されますが、今回の偽ブランド品は 「催事」 で販売されたとのこと。

催事ねぇ ・・・ なんとなく想像はしていましたが、、、

百貨店は昔から(・・・という言い方は語弊があるかもしれませんが) 「催事」 は出店者任せにすることが多いんですよね。 しかも、この数年の百貨店(通常売場) の売上不振により、「催事」 による集客に力を入れていた(・・・端的に言えば催事頼み) こともあって、脇が甘くなってしまったのですかね。

それでも、ブランド品(並行輸入品) はチェックすると思うんですけどね ・・・ そこまで管理体制が崩れているのか、現場知識がなくなっているのか、、、聞けば 通常より少し安い価格で販売していたというではないですか ・・・ この円安時に しかも人気ブランドがなぜ安い? ・・・ 真贋を見抜く知識はなくとも 何か変だと気付きませんか?

「食品偽装(誤表示)」 も似たような事件ですが、「偽ブランド品販売」 が異なるのは、購入者への詐欺行為だけでなく、ブランドへの知的財産権の侵害という二重の被害を生んでいる点です。

過失とはいえ、販売のプロ集団ともいうべき百貨店の罪は大きいと思いますよ。 食品偽装(誤表示) ともども、早く消費者の信頼を取り戻していただきたいなと思います。