2013年も残り 3日と数時間 ・・・ カウントダウンもいよいよ大詰め。 テレビの年末特番などでは、今年の重大ニュースが取り上げられていますね。

今年の漢字 「輪」 に象徴される  「東京オリンピックの開催決定」(その後ミソが付きましたが・・・)、待ちに待った  「富士山の世界遺産登録」、同じく  「東北楽天の日本一 (&田中投手の 30連勝)」 のような嬉しいニュースもあれば、、、ホテル・百貨店・外食産業を直撃した 「食品偽装問題」、フィリピンや伊豆大島での痛ましい 「自然災害」  のような悲しいニュースもありました。

さて、私の重大ニュースといえば、なんといっても 支援企業の破産です。。。

正確には、既に支援は満了していたため 「支援していた企業」  になりますが、その企業と金融機関の間で 融資継続の話がまとまり次第、再び支援を開始する予定だったのです。 しかし、届いたのは 「融資継続」 ではなく 「破産申請」 の報、、、「狼狽するとはこういうことか」 と妙な感想を抱いたのを覚えています(苦笑)

ただ、業績は極めて悪く、今まで続いたことが奇跡と言えなくもない状態でしたので、「破産」 はある意味当然の結果とも言えますが、、、残念ながら、最後の最後まで 社長は舵取りを間違えたようです。

この社長は、「このままでは潰れる」 との口癖とは裏腹に、陰では 「銀行が融資を断るわけがない」 と言うような人でした。 そうした危機感の欠落が最終的には 「破産」 につながっていったのですが、社長にしてみれば 「まさか自分の代で潰すことになるとは・・・」 というのが正直なところでしょう。

どのようなことをすれば会社を潰してしまうのか 反面教師にしていただきたく、また追々お伝えしていきたいと思います。 皆さまも 経営の先行き 楽観視されませんよう。